ANS体制における地震予知の仕組み
M=6.2の場合L=100kmであるという条件を入れると、図に示すようにANSの検知限界は次のような関係式となる。M=2.4logL+1.4
第一段階:震源付近にまず、赤点(異常ありという報告のこと)が発生する。
第二段階:赤点の範囲が地震規模に応じて広がる。この時の広がりの直径(2L)から地震規模が判定できる。

第三段階:解離が終了すると、赤点がしだいに減っていく。この間に降下していたマグマ溜り周辺の温度が再び上昇する。

この赤点の広がりが減少に向かっているどこかの時点で、爆鳴気に着火して地震が発生につながる。
図ー3地震発生前後の地下水位の変動