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38.定説と石田理論では地震波の進路の設定が違う

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[解説]
 定説では地震波が地球の内部、マントルの部分を進行するという、仕様をコンピューターに指示しているのです。したがって、マントルは固体ということになってしまうのです。石田理論では、マントルは溶融マグマと考え、地震波は二層構造の地殻(コアーが橄欖岩で、周縁が玄武岩、光ファイバーのような構成です)の内部を反射・屈折を繰り返しながら、減衰するまで伝播していきます。その位置が中心角100度くらいの位置なのです。定説では、地球内部に中心核を設定して、100度より先には地震波が伝わらない原因だとしています。マントルが固体というのは色んな意味で不都合があるのです。大地震の後、地球はしばらくの間、お寺の梵鐘のように震動しているのですが、内部が固体では震動は考え難いのです。固体であるマントルから、マグマができるというのも不都合です。マントルの中に密度や伝播速度の著しい不連続層があるというのも、不都合です。これは、コンピューターが定説の仕様で計算した結果なのですが、仕様がおかしいのではないかと、吟味をしなければいけません。
(石田)

地震波の伝播経路に関してはセミナー[1314][1315]に最新の考え方が示してありま
す。(2007,9,16)

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