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2002/11/27(Wed)
管理人
自分が出来る事から始めよう
入会フォームに次のような書き込みがありました。

「大地震から身を護る法」を拝見いたしました。石田先生の地震予知に対するアプローチに共感いたします。私は地震予知の科学的な知見は持ち合わせておりませんが、コンパスの異常を見ることはできます。地震は待ったなしでやってくるもの、自分でできることからやらねばと思い参加を申し込みました。よろしくお願いします。コンパスの設置場所は自宅の他に勤務先の***になります。電子機器の影響のない場所を探すのは苦労しました。初めて自分の環境が電磁波まみれであることを知りました。

以上です。社会のあり方を変えていくのは、この方がおっしゃるように、「自分で出来ることからやらねば・・」という姿勢だと思います。簡単に出来る科学ボランティアで、社会の安心感が構築できて、日本の社会が少しでも、住み良く健全なものに出来るのならば、協力しようと言う空気が、新しい社会を構築していきます。多くの方のご参加をお待ちしています。

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2002/11/28(Thu)
管理人
雑誌掲載の承諾願い
このHPがある雑誌編集部の目にとまるところとなり、つぎのような紹介記事掲載承諾願いが届きました。衆知を集める姿勢が評価されているのでしょうか、これからも皆様の自由な投稿をお願いします。

 突然のメールを差し上げ失礼いたします。当方は月刊雑誌の『地上』と申します。日本農業・農村の再生、また食のたいせつさをJA(農協)グループを通じて広く訴えかけている雑誌です。企画のひとつに、日本農業の担い手としてがんばっている青年農業者に有益な情報提供を目的とし、各種のホームページを紹介する「アグリ@ナビ」という記事がございます。

 つきましては、貴ホームページを『地上』2月号(1月1日発行)に紹介させていただきたいと存じ、掲載ご承諾のお願いを申しあげます。掲載誌につきましては発行になりしだい郵送させていただきますので、ご承諾の返信にあわせまして11月28日までに送付先のご住所をお知らせいただければ幸いです。突然の勝手なお願いを申しあげますが、価値ある貴ホームページをご紹介させていただきたいという当編集部の趣旨をご高察いただき、ぜひともご承諾いただきますよう重ねてお願いいたします。

地上編集部

以上ですが、勿論承諾の返信メールを差し上げました。

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2002/11/28(Thu)
石田 昭
地震周期説という妄説
T氏からのメールの中で、プレートテクトニクス理論から必然的に湧き上がってくる、大地震の周期性に関する恐怖が社会のなかにあることに気づかされました。そこで、返信メールの中から、一部を抜粋して紹介します。

 昨夜からの話にある地震の周期性に関してですが、単に物理的に周期性を考えるとしたら、地殻の疲労破壊限界に周期的なものがあると言うことになると思います。プレート説自体が矛盾ですから、恒常的に潜り込みがあって、一定期間でその量が溜まってくる、と言うのは間違った理論に基づく強迫観念です。
しかし、(地殻の)疲労破壊的周期性も地球意識・ガイヤを考慮しないといけないと思います。疲労はガイヤ意識が疲労するかしないかと言う観点ですから、そこまで入り込むことはまたまた土俵を広げてしまいます。(せっかくセミナーに枠をはめたのに・・・)

 でも敢えて入り込んで、意見を述べてみますが、たとえば、日本の政治の中心が京都にあった頃は地震が関西に多発しています。鎌倉幕府の頃には、関東に多発しています。室町、安土桃山のころには、関西圏に、江戸、明治、大正、昭和は関東圏に多発しています。ガイヤ意識が不快感を感じる場所ほど、頑張って踏ん張ろうと言う気持ちが無くなるのだと思います。このあたりで、ガイヤと言う科学のながれと、仏神の心という霊的世界との接点、融合が生まれてくると思います。諸学の統合と言う大問題が出現するわけですが、それを提起するにはまだまだ時間がかかるように思います。

 以上返信メールから一部の抜粋ですが、地震の周期性は人間活動と無縁に、プレートの潜り込みの蓄積量によって決まると言うようなものではありません。それは間違った理論による強迫観念でしかありません。古来国家の指導者は、天変地異は己の不徳が政治の乱れを生み、ガイヤ意識に不快感を与えたのだと、反省するだけの、謙虚な気持ちを持ち合わせるべきであるということが、帝王学であり、そうした思想を「貞観政要」などから学んだのです。 本セミナーの範疇を逸脱してしまいましたが、大地震は何年周期でやってくるという根拠の無い妄説を排除するためにも、プレートテクトニクス理論を捨てなければならないと強く思うしだいです。

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2002/11/29(Fri) 12:54
石田 昭
妄説に踊らされる社会
T氏からのメールを抜粋して紹介します。
石田先生  昨日はネット上で地震前兆の研究を随分発表されていたこの世界では有名な方と不思議なご縁でお会い出来る事が急に決まり、都心で4時間ほどお話が聞けました。

(話しを要約しますと・・・)  昔、プレートテクトニクスを中心とした本を読み、余りに馬鹿げており科学でも何でも無いと気付き、それ以来本は読んでいません。地下深くの事は本当は誰にも分かっては居ません。謙虚に地震・噴火発生の現象を捉えデータの解析をしていけば、誰にでも本当の姿の一端が見えてきます。但し、膨大な時間が必要です。多くの方が真剣に取組まれては本業の失敗を繰り返しているのが現状です。専門家がやらねばならない事ですが、彼らは予算の獲得出来る事しか手を着けません。我々より潤沢なデータと時間が在るにも関らず、酷い話です。私も経済変化から本業に専念せざる得なくなってしまいましたが・・・。との事でした。

正直、板論と石田理論の論戦を覚悟していましたので、驚きでした。水の解離爆発についても、直感的には可能性が在るように思われた様です。それに引き換えと言いますか、添付は専門家達の発表ですが、話をお聞きした後でもあり何とも酷い商売に思えてなりません。 私の知る限りでは、確かこの地域で五回程度の大きな地殻変動が研究されていますがこの様な経緯を辿ったのは二回(正確には一回)だけだったと思います。その一回と同じシナリオ通りに推移すればタイムスケジュール通りに成る!?再現性が証明されている訳でも無とすれば、”昔、この様な事が有りました”単にそれだけの事です。 この二つの資料を比較すると危機感を煽るには最適です。予算獲得にはなんら問題ありません!

「日本の何処かに何時か大きな地震が来る事は誰も否定できません、その時に備えて家具固定等防災の普及推進に向け、共に邁進しましょう。」・・・・瞬く間に過ぎた四時間のそれが結論でした。

[資料その1]

東海地震発生のシナリオ(地震防災対策強化地域判定会溝上恵会長による)

ステージ     時期       内容

第1期 1974〜1989 伊豆半島、三宅島、伊豆大島での地震・火山噴火活動

第2期 1990〜1996 神津島、新島付近への地震活動域の拡大

第3期 1996〜2000 静岡県中部、愛知県東部、遠州灘、御前崎沖など、固着域を取り巻く地震発生

第4期 2000〜 神津島、新島付近でのM6クラス地震。 固着域での地震の減少。御前崎の沈降の鈍化

第5期 発生の2〜3カ月前 御前崎沈降の停滞、隆起。 藤枝、川根などでの群発地震

第6期 発生の2〜3日前 御前崎の隆起の加速。体積歪計観測で3点以上で異常。 判定会招集(地震警戒宣言発令)

"http://club.pep.ne.jp/~wata.forum/bousai/bo2001_1/bonew032.html"

[資料その2]

(GPSによる)地殻変動の時間変化  御前崎 OMAEZAKI 93101

以上です。[263]にも書きましたが、根拠の無い説を妄説といいます。妄説に操られ、国民の大事な税金が浪費されていく社会の姿を、歴史はなんと記述していくのでしょうか。

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2002/11/29(Fri)
石田 昭
大胆発言に対する大胆回答
ある方の入会申し込み欄に次のような大胆な発言がありました。

方位磁石の磁針は設置後、数日経ちましたが微動だにしません。地震予知よりも地震発生を消滅させることはできませんか。とにかく、ANSの成果の上がることを祈っています。

というものです。今のままのプレートテクトニクス地震学ですと、大地震は一定周期ごとに避けられない運命ということになってしまいます。プレートの潜り込みなど制御のしようがありませんから・・・。しかし、本当はそうではありません。地震は地下内部における熱解離という化学反応が絡んだ爆発現象です。この方向で研究していけば、解離を如何に制御するかと言う技術を向上させて、地震の制御も夢ではないと思うのです。

 東海地震で想定しているM8クラスの地震では、2〜3ヶ月前から反応が現れるはずですから、医者が患部を診断して、痛みや腫れを散らすように、患部(震源)を早期に発見して電磁波照射をするのです。圧力と温度の調整するためのコバルト照射のような特殊電磁波照射を研究して、解離を終息させることも可能であると思っています。ANSの活動はこの患部の早期発見という仕事になるでしょう。何十年先になるかは知りませんが、プレートテクトニクス地震学を捨てて、基礎研究に励めば、不可能なことではないと思うのです。貴重な国民の税金をその方向で使用すべきではないでしょうか。

大胆発言に対する、大胆回答でした。否!大胆な21世紀の夢であります。地震国における正しい税金の使い方でもあるでしょう。

268
2002/11/29(Fri) 17:43
石田 昭
H.G.Wellsの世界はこうなる
大胆回答を書き終えてから、H.G.Wellsの大胆未来予測小説「世界はこうなる」上下巻(明徳出版社)を思いだしました。下巻286ページに地震発生の制御・抑止が可能になっている時代を予言しているのでした。それ以外にも大変示唆に富んだ内容なので夢中になって読んだことを思い出したのです。その一節をご紹介しておきます。

 第二会議が遊休人口をどうして就業させるかという問題に取り組んだ結果として生れたひとつの利益は、鉱物学及び冶金学の双方が非常に進歩したということであった。(中略)風はおのがままに吹くという、その風を止めようとすることは、第二会議の強い関心事であり、同じように火山の爆発や地震の発生を制御したり抑止したりすることができたらとは、この会議の強い願いであった。紀元二〇〇〇年以前では、人が地殻と呼んだもの、及びその地殻の内にあるこの地球の鉱物資源の構造についての人類の知識は、甚だしく皮相浅薄なものであった。地質学者がその知識の頼りとするところは地表だけであり、偶然に現われる露頭であり、そして普通の掘削であった。しかし研究用に供せられる資源が次々と絶えず増加して、その結果深部埋蔵物の組織的探査や開発ができるようになった。読者諸君は地質学の教科書にシャンレ削岩機とか、ハル・ワンキンス岩石発見機とかノグチ岩石構造探査機といった美華な工夫が説明してあることが気付かれよう。いずれも二十五マイル(40キロ)の深いところまで、かくれたものを手にとるようにわれわれに見せてくれるものである。また地底深く埋まる岩石を孤立させ、希望する成分だけを地表上にとりだすものである。100年前までこんなことは思いもよらないことであったのだ。

以上一節の紹介ですが、ノグチ岩石構造探査機とは日本人が発明すると言う予言なのでしょうか。
序文に谷川徹三氏が、次のような文章を載せています。

もちろんこれは一個のユートピア小説である。しかし彼はこれを自ら新しい予言の書と言い、「未来の小歴史」とさえ呼んでいる。そして事実一九三三年すなわち満州事変の勃発後二年に書かれたこの書は、その後の日本の中国本土侵略、アメリカの介入、日本の敗北その他一九五七年の今日までに世界に起った多くのことを見事に予言しているのである。

以上ですが、帯には「人類に希望を与える偉大なる文明論」とあります。将来、地震制御の予言が当たるのでしょうか。楽しみです。

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2002/11/29(Fri) 23:01
管理人
どんどん広がるT氏の夢 
石田先生 未来予想、夢の無い暗い時代に良い話です。私は欲張りですので、地震発生源から水素ガスを抜き取ってエネルギー問題も解決してしまう道を選びます。プラスチックもトウモロコシが主原料の生分解製がメインとなれば石油はほとんど不要となります。

・石油利権を宗教問題やテロに摩り替えて戦争を起して来た石油・武器商人は皆失業してしまいましたとさ。

・最近地震が無くて寂しいので、明日は震度1の地震を起こして昔を偲びましょう、少しエネルギーの無駄遣いだけれど。

 夢はどんどん広がります。

270
2002/12/01(Sun) 09:45
石田 昭
4億円の無駄使い
税金の無駄使い情報をT氏が送ってくれました。

三地震に備え新型地震計 東海など80地点に

 大地震の被害を軽減するため、災害発生の直前に各地の震度などをいち早く予測する「ナウキャスト地震情報」の提供を目指す気象庁は、東海、東南海、南海の三地震で被害が予想される地域内の八十地点に、ナウキャスト対応の地震計を新設する方針を三十日までに決めた。           本年度の補正予算要望に約四億円を盛り込んでおり、認められれば来春までに整備を急ぐ。 ナウキャスト地震情報は、地震の縦揺れ(P波)と横揺れ(S波)のわずかな時間差を利用。P波をとらえてから、大きな揺れをもたらすS波が到達する前に震源、規模、震度を推定する。情報提供により、いち早く交通機関を停止したり、危険施設の作業中断など、震災の初期対応を早めることも可能になる。気象庁地震火山部によると、現在の地震情報は発生後約二分で震度速報、約三分で津波予報が出るが、ナウキャスト地震計を活用すればP波をとらえた二〜三秒後に発生情報、五〜十秒後には規模と推定位置を示せるという。 同庁地震予知情報課は「震央から一○○キロの地点ではP波とS波の時間差は十数秒ある。ほんの数秒でも緊急措置で危険を回避できることは多いはず」と、ナウキャストの効果に期待を寄せている。

というものです。地震検知を数秒早めて何ができるのでしょうか、ましてや直下型地震では、何の役にも立ちません。現在の地震形配置でも、震度4とか5になると夥しい数の震度報告が直ちにテレビ画面に現れます。よくもこんなに、地震計を配置したもんだと思います。屋上屋をかさねる無駄使いをどこまでやるつもりなのでしょうか。4億円は税金の無駄使いです。

 4億円あれば、一万台もの電磁波メーター・4080型を全国に配置できます。M8クラスの地震ならば、2〜3ヶ月まえに、確実に予兆を捉えられると思います。一万台もあれば、数値情報から、コンターラインを引けば、震源さえ特定できると考えています。ANSは、経費無しでそれに挑戦しようとするものです。                    

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