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571
2003/08/12(Tue) 23:33
パトロス
駿河湾海底にあるなぞの泉
静岡新聞の記事を読み直していて面白いことを教えてもらいました。駿河湾の海底から、マンガンを異常に多く含む水が噴出する泉のような場所があると言う記事です。しかも地震の後に多く噴出するということです。

http://www.sbs-np.co.jp/shimbun/jisin/simamura4.html
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2001/04/16
■駿河湾海底にあるなぞの泉

もともとは偶然の発見だった。一九八六年に駿河湾の千メートル以上の深海で不思議な水が採集された。その水には異常に多くのマンガンが含まれていたのである。(中略)

科学者たちは前に記録した不思議なデータを思い出していた。
一九九四年があと三日で終わろうとしたとき、三陸はるか沖地震=マグニチュード(M)7・5=が起きた。三人がなくなった大地震だ。この地震の数日前、震源の近くの深海で、別の観測船が、やはり通常の観測で採った海水に、マンガンの成分がやはり異常に多かったのである。

駿河湾のマンガンも来るべき東海地震がらみなのかどうか、科学者の頭を心配がよぎった。幸い、それは地震の直前の予兆ではなかった。
十年たった一九九六年、この駿河湾のなぞを解くために、徹底した調査が行われた。駿河湾の一番深いところを南北に深層水を採集して見たのである。
異常な水は採れた。しかし、なぞはむしろ深まった。採れたのは駿河湾の底を走る駿河トラフの底の一地点だけだったのだ。陸で一番近い地点は榛原町か松崎町。水深約二千百メートルの深海だ。それ以外のところでは異常な水は採れなかった。

また、深さ千メートルほどの海中に、雲のようにたなびいている異常な水もあった。しかし、これは水の成分に含まれているメタンガスの分析から、この深さにもともとあったとは考えられないもので、たまたま海底が強く揺すぶられて、地下深くにあった水が飛び出してきたものに違いない、とされた。

実は水を採った二日前には、焼津の近く、深さ三十キロのところで、マグニチュード(M)4・3、川根町で震度4の地震が起きたばかりだった。つまり、静岡で震度5強を記録した四月三日の地震と兄弟分の地震だ。静岡の地下へ潜っているフィリピン海プレート内部でこの地震が起きたときに、地下から水が飛び出して、それが駿河湾を漂っていたに違いない。

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・ たまたま海底が強く揺すぶられて、地下深くにあった水が飛び出してきたものに違いない、とされた。
・ 地震が起きたときに、地下から水が飛び出して、それが駿河湾を漂っていたに違いない。
という解説がなされていますが、新・地震学で解釈すると、ニューオフィス26
http://www.ailab7.com/tairyu.html
にあるように、地球内部を対流するマグマに含まれる解離水が結合水に変換する反応、すなわち地震によって誕生した結合水が泉のごとく海底から噴出していると説明することができます。中央海嶺ではブラックスモーク(http://www.ailab7.com/kaitei.html)となる現象です。陸地部分では群発地震で見られる異常出水現象と云うものになります。新地震学では、旧地震学における謎がどんどん解けていくように思えます。

572
2003/08/13(Wed) 10:40
パトロス
宮城涌谷町でのオリエンテーリング情報
涌谷町の高校で開催されたオリエンテーリングに関して貴重な情報を頂きました。報告者は地震で怪我をされた涌谷町の知人を見舞うと共に、コンパス設置の指導のために、昨日まで涌谷町へ出向かれていたそうです。重ねて感謝申し上げます。

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涌谷町で震度4を昨日(12日)体験しました。突き上げる立て揺れでびっくりしました。先程8時に東へ5度と8度を指しているとの連絡がありました。(中略)私的にはじわじわ一連の地震の震源が南下を見せていることが気になります。宮城県沖が近い気もするのです。なおオリエーテーリングの件ですが磁石が軒並東に10からそれ以上に誤差を生じゴール方向への道を一すじ誤ったチームがいくつかあり、正確にゴールしたチームが一時捜索をしたとのこと。よく見ると磁石と地図が一致していないことが判ったということです。丁度発生の一週間前の事。また、前日の夜やはり犬猫の鳴き声がひどかったとのこと。ガス臭い匂いも前前日にはありガスの点検を依頼したとのことでした。地震発生前にはこういった事が起きていたようです。ご参考までに報告致します。

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地震の前に磁石が狂いを生じ、方向を誤ると云うこの話はオリエンテーリング関係者でも、なかなかお認めにならないことかと思います。
http://www.occn.zaq.ne.jp/osakaolc/
には、今回の件に関するルフランさんと、大阪オリエンテーリングクラブの掲示板管理人さんとのやり取りがあり、次のコメントが載っていました。
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「コンパスがおかしい」「地図がおかしい」はレースで失敗した人の常套句です。本当にコンパスを狂わせるほどの地磁気の異常が発生したなら、レースが成立しなくなるほど多くの人がコンパスの異常を訴えるはずです。<br>もちろんそのような異常事態になった時にはマスコミや各種研究機関に報告をするでしょう。

573
2003/08/13(Wed) 22:32
パトロス
一人一人が自主的な判断を
会員の方から、「ペットショップで見かけるハムスターが、暴れていたり、不安定な動きをしている時があるのだが、そういうのは、予知情報に関連しますか。」と言う質問がありました。次のような返事を差し上げましたが、大切な視点を含んでいますので、ご紹介します。

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いつも報告ありがとうございます。ハムスターの件ですが、大地震の予兆を動物がキャッチすることは当然のことと考えております。ただ、その行動を納得の行く形で数値化することができないものですから、数値表示に個人差が出てしまいます。数値表示に個人差の出ない、しかも簡便な観測方法としてANSではコンパス、電磁波メーターなどを採用していますが、動物の異常も含めて総合的に判断することが大切であると思います。ANSが取りまとめている情報と、個人が持っている経験知を加味して、自主的な地震対応行動(避難、警戒等)を取っていただきたいと思っております。そのためにも、動物の異常な行動などを報告していただくことも、大切なことと思っております。
つまり市民一人一人がグァテマラ地震を予知して住民を避難させ、貴重な人命を救ったマヤの酋長のような存在になっていただきたいと願っているわけです。マヤの酋長の話はセミナーの75

http://www.ailab7.com/log/eqlog71-80.html
をご参照ください。よろしくお願いします。

574
2003/08/14(Thu) 00:54
パトロス
ブラックスモーク噴出の機構
[571] 「駿河湾海底にあるなぞの泉」、の中でブラックスモークが噴出するメカニズムを、地震現象そのものと関連させて説明しましたが、旧地震学での解説では海底の割れ目から海水がしみこんでいくことが原因であるということになるようです。NHKの「地球大紀行」1、にある記事を紹介します。ブラックスモーク現象を次のように解釈しています。

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その後の研究で、この現象は、海底での海水の循環によるものだということもわかった。
まず、海底にある割れ目から海水が地中にしみ込んでいく。それが、地中にあるマグマに熱せられて上昇する。そのときに、マグマの中にある金属分を溶かし込んでくる。熱せられた海水は、水温二度という冷たい深海底の海水に触れると、急激に冷やされて、中の金属分が分離し、黒い煙状になって上がっていく。これが、黒煙の正体である。

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以上がその紹介記事ですが、果たして深海底において、地上と同じように水が割れ目から「しみ込んでいく」ということがあるのでしょうか。しみ込んでいくというのは、水が自由落下運動をしているか、または(専門用語になりますが)動水勾配があるということを意味しているはずです。海底の地盤内で自由落下はありませんから、動水勾配ができるのは、熱せられた地盤内の水が移動する場合だけだと思います。そうした熱対流で熱水が噴出してくるのだとすると、地震の後に噴出量が多くなるということが説明できないと思います。少なくとも「まず、海底にある割れ目から海水が地中にしみ込んでいく。」という文章の「まず」という言葉を使うのはおかしいと思います。まずマグマに熱せられて上昇するから、上昇して減った分量だけしみ込んでいくということになるはずです。どうも海底付近だけでの対流論、循環論は安易な解釈に思えてなりません。[571]に示したように、地球内部を対流してきたマグマに含まれる解離水(解離ガス)が爆発(地震のこと)によって結合水に変換され、噴出してくるという解釈

http://www.ailab7.com/tairyu.html
の方が、合理的な解釈のように思います。

575
2003/08/14(Thu) 09:27
ノリマン
ブラックスモーク噴出機構への疑問
「動水勾配ができるのは、熱せられた地盤内の水が移動する場合だけだと思います。」とありますが、動水勾配ってなんのことですか。水は高きから低きに向かった流れると言うような事かと思いますが、どのような定義なんでしょうか。また、新・地震学でも結合水が噴出してくると言う説明がなされますが、その時動水勾配はできるのでしょうか。熱せられて移動する場合だけ、という表現と矛盾はしないのですか。
576
2003/08/14(Thu) 10:43
パトロス
動水勾配の解説
ノリマンさん少し専門的な話になりそうですね、でも説明なしで理解して欲しいと言うのもおかしいですから、解説します。

水が流れるのは、位置のエネルギーと圧力のエネルギーの合計が多い(高い)所から少ない(低い)所に向かって流れます。両者の合計Epを流れに沿って表示した時の勾配を動水勾配といいます。式で表示すると、Ep=z+p/(ρg)となります。zは基準とする水平線からの高さ、pは圧力、ρは密度、gは重力加速度です。熱せられると水の密度ρは小さくなりますので、Epは周囲より大きく(高く)なり、Epの小さい(低い)場所に向かって流れが始まります。一方解離ガスが地震爆発によって結合水に変換する場合は、誕生した結合水のために、圧力pが増大するので、Epは大きくなり、小さな周囲に向かって噴出します。温度も一定で、圧力変化の原因も無い場所では、Epはどこでも一定になりますので、動水勾配はどの方向に測っても水平となり、勾配ができません。いわゆる静水圧状態となり、流れが起こることはありません。

いくら地盤に亀裂があってもしみ込んでいくことは無いわけです。
「熱せられて移動する場合だけ」と言う表現は舌足らずかもしれません。「熱せられて移動するか、圧力の局所的な増減がある場合だけ」とした方が適切でしょう。言いかえます。

577
2003/08/14(Thu) 20:14
tetujinn
群発地震はまだまだ続く
こんにちわ!私の意見を言わせて下さい!
新しい災害の形式 群発地震
宮城県を襲う群発地震は全く新しい災害の形式であるが、
自然科学の学問を立証する現場でもある。
前回の記述では、やがて、地割れが起こりマグマが噴き出すと書いたが、それまでに、紆余跼蹐が何度となく繰り返す現象が起こる。
それは、集中豪雨が発生するはずだ。つまり、マグマの熱源を元に蒸気機関が形成され、地面を持ち上げる運動エネルギーに変換されてマグマの熱エネルギーを消耗して冷却を計っているのだが、地下水が枯れて来たときに、地下水が援軍を要請する為、天から豪雨が降ってくる。そして、地下水が豊富になるが、また、地震が繰り返される。こんな現象が繰り返される。何度も書くが、伊豆大島の火山の噴火と同じ熱源が地震の原因で豊富な地下水がマグマを地上に噴出させまいと抵抗して地震になっているんだ。地震も火山も原因はマグマで、地質と地下水の関係で現象が地震・火山とに分かれているだけだ。この群発地震はあと2年以上続く可能性がある。

引っ越しを検討すべきだと思う。

578
2003/08/15(Fri) 23:52
パトロス
Re:[577] 群発地震はまだまだ続く
> こんにちわ!私の意見を言わせて下さい!

ご意見を言っていただくのは結構ですが、ANSの理論とは余りにも違いがあり、理解が困難であることも言わせてください。

> 前回の記述では、やがて、地割れが起こりマグマが噴き出すと書いたが、・・・つまり、マグマの熱源を元に蒸気機関が形成され、地面を持ち上げる運動エネルギーに変換されてマグマの熱エネルギーを消耗して冷却を計っているのだが、地下水が枯れて来たときに、地下水が援軍を要請する為、天から豪雨が降ってくる。

群発地震が起きてから、マグマが噴出する・・・という事も時にはあるのかもしれませんが、そういい切ってしまうと、住民の不安を増すばかりです。

最後の部分で、引越しを検討すべき・・とありますが、松代の群発地震でもやがて収まっていきました。今の段階で余り不安を煽るのはどうかと思いますし、ANSの理念「安心ネットワークシステム」にも反していることをご理解ください。

「地下水が援軍を要請する」と言う記事は神話か御伽噺ならば面白いかもしれませんが、私には理解を超えています。

>豊富な地下水がマグマを地上に噴出させまいと抵抗して地震になっているんだ。
と言うご意見も、理解することが困難です。自由闊達なご意見は歓迎しますが、理解が困難な記述に「理解ができない」と述べることも自由闊達に展開していきたいと思いますので、ご了承ください。

579
2003/08/16(Sat) 16:16
パトロス
東電のケーブル切断事件、真相誤認
初島への海底ケーブル切断事件は結局腐食による漏電事件として終了させることになったようです。毎日新聞と産経新聞の報道を紹介しておきます。

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ケーブル切断:「お騒がせし申し訳なかった」 東電が陳謝
 静岡県熱海市沖の海底ケーブルが切れた問題で、東京電力沼津支店は13日、ショートなど複数要因によって切れたもので「事件性はない」とした下田海上保安部の調査結果を全面的に受け入れると発表。「お騒がせし、申し訳なかった」と陳謝した。同海保に出していた被害届は取り下げるという。

 当初、ケーブルが切れた原因を「人為的」としたことについて同支店は、「(海保の捜査に配慮して)写真で調べたため、細部が分からなかった」と説明。梶文雄支店長は「写真で見る限り、これまでに見たことのない異常な破断面であり、最初の段階で人為的としたのはやむを得なかった」と述べた。

 また同支店によると、この海底ケーブルについて約1年前、漏電などを調べる電気測定をしたが、その時は問題なかったという。事故の再発防止や今後の保守点検のあり方について、梶支店長は「海保からケーブルの断面を返してもらい、詳しく調べてから決めたい」と話した。【渡辺明博】

[毎日新聞8月13日] ( 2003-08-13-20:59 )
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産経抄|主張

腐食によるショートが原因 東電の送電ケーブル切断
 静岡県熱海市と初島を結ぶ東京電力の送電用海底ケーブルが4月に切断した問題で、下田海上保安部は12日、張力などケーブル自体に負荷がかかっていたことに加え、ケーブルの絶縁体が腐食しショートしたことが引き金となって切れた可能性が極めて高く、事件性はないと発表した。

 ケーブルは電気を送る3本の導線(銅製)と通信用の計4本をらせん状の防護鉄線で保護する構造。
 同海保などの調べで、現場付近で不審船などの目撃情報がなく、エンジンカッターやガスバーナーなどで人為的に切断された跡がないことが分かった。
 さらに、東京都三鷹市の消防研究所など2つの専門機関に鑑定を依頼した結果、それぞれの導線を覆う絶縁体が腐食するなどしていたため、導線を流れる電流の一部が防護鉄線を介して別の導線に流れてショートし、切断したとみられることが分かった。

 防護鉄線にはショートの際、かなりの電流が流れたことを示す青黒い変色の跡があった。絶縁体の腐食については、海水の塩分濃度の変化などが考えられるという。
 海底ケーブルは4月19日朝、熱海港から700−800メートル沖で切断。東京電力は「人為的に切られた可能性がある」と発表。東電からの被害届を受けた同海保などが調べていた。

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以上が新聞報道の紹介です。
このセミナーの[431] http://www.ailab7.com/log/eqlog431-440.html
に紹介したように、東電は当初人為的に切られたと主張していました。その主張を再掲しましょう。
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同社によると、切断場所は、全長12・7キロのケーブル(直径12・7センチ)のうち市街地側から1・2キロの地点。目視点検をしたところ、ケーブル表面の防護鉄線が高熱を受けたように変色し、電線を包むポリエチレン製の防護皮膜(厚さ1センチ)も不自然にはがされ、中心にある電線の断面が青黒く溶けていたという。同社は「ショートしたような痕ではない。社内でも原因を究明したい」(本店広報部)と話している。

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「ケーブル表面」の防護鉄線が高熱を受けたように変色し、ケーブルの内部からショートして切れた痕はない、と外部溶断説を主張していた専門家としての自信はどこへ行ったのでしょう。

また、[430] http://www.ailab7.com/log/eqlog421-430.html
には、事件の前に雷音ではない怪音を聞いたと言う地元の声があります。
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今回も、このケーブル切断前にド〜ンド〜ンと言う音を相模湾よりから聞きましたが、以前より雷音では無い音が聞こえる場合が有りました。(単純に何の音だろうでかたずけましたが)天気が良く、乾燥している時に聞いたとおぼろげに覚えていますが、温度差による空気の振動かなとも思いますが・・・?

この地域は山が囲み、集音しやすい環境ですので良く聞こえるのです。
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現象を見聞きした現場の声を尊重して原因探求を進めれば、真相に迫れたものを、またしても腐食と言う陳腐な犯人捏造、冤罪事件で終わらせてしまうようです。
石田研究所の見立ては、あくまでも
[462] http://www.ailab7.com/log/eqlog461-470.html
[485] http://www.ailab7.com/log/eqlog481-490.html
に示したように、地下からの小規模な地震現象に伴って噴出する天然水素ガスバーナー真犯人説であります。ケーブルを製造したメーカーサイド技術者の名誉のためにも、どなたか連絡してあげて欲しいものだと思います。

580
2003/08/16(Sat) 23:01
パトロス
市民パワーの威力を発揮する時
本日(16日)の産経新聞夕刊に東京都が国の機関に先駆けて、地震予知のために電磁気学的な異常現象の観測を東海大学に委託した、と言うニュースがありました。それを認可した東京都知事は偉いと思いました。

http://www.ailab7.com/tokyo.html
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東海地震や南関東直下型地震の発生に備えるために、東京都は地中に流れる微弱な電流(地電流)やさまざまな電波など、大地震発生の直前に起きるとされる電磁気学的な異常現象を検知することにより、地震発生の直前予知に乗り出すことを決めた。

世界的にみると、ギリシャで、地電流の変化を観測して地震を予知する「VAN法」が採用され、これまでいくつかの成果を上げている。日本では東海大地震予知研究センター(センター長、長尾年恭教授)が地電流などの観測・研究をしており、都はここに観測を委託。

センターは伊豆諸島、房総、伊豆半島など首都圏を取り囲む地域を主な観測点としてデータ収集して総合的な分析を行う。異常データが検出されれば、検証作業後、都に通知する。

発生の直前予知に役立つとされる自然界の諸現象の報告や研究に対し、国は「系統性に欠ける」と消極的な姿勢を示してきた。
これに対し、東京都は「さまざまな大地震の発生が切迫性をもちつつあるなかで、国の対応を期待していては後れをとる。直前予知への有力な情報として把握し、住民への情報提供を検討していくのが適切だと考えた」としている。

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伊豆諸島、房総、伊豆半島などは別にして、東京都内だけなら、東海大学の観測点よりもANSの観測点の方が多いと思うのですが、此処は一つコンペを行うつもりで、東京のANS観測員には頑張ってもらいたいと思います。石原知事に信頼性の高い観測網だと認知していただきたいものだと思います。少なくとも、東海大の地震発震理論は旧・地震理論の延長上にあると思いますので、コンペに勝利すれば、新・地震理論が陽の目を見るチャンスかもしれません。100円コンパス等々を使った市民パワーの威力を発揮する時だと・・・皆様思いませんか?

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