新・地震学セミナーからの学び
65 オーストラリアプレート周辺の深発地震面の形状
・定説でオーストラリアプレートと考えられている「板」は東経125度辺りまではスンダ海溝から、ユーラシアプレートの下部に潜り込んでいるような形状をしている。しかしそれより東では、深発面が垂直になっているのが分かる。

・135度から145度の間は深発地震の発生が極端に少なくなる。

・さらに東の150度辺りでは、垂直又はオーストラリアプレートが、太平洋プレートの下部に潜り込むような形状になっている。

・太平洋プレートはここでは静止していることになるのだろうか・・・。

・プレート論では、この辺りの深発面の形状に関しても説明が出来ないように思われる。