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2004/02/07(Sat)21:36
パトロス
「わすれじの記」からの学び(8)
忘れもしない昭和20年1月13目深夜の三河地震の恐怖と惨事は今もなまなましい思い出です。

 2日前の11日にはドーン、ドーンという音とともにガタガタと建具のゆれる音が一日のうちに何回となくしていました。その音は三ヶ根山の方角から聞えてきました。みなはアメリカの艦砲射撃ではないか、地震が近いのではないかと話があったものです。私は知らないでいましたが音のする方角で時折り得体の知れない閃光が有ったとのことです。あくる12日には前日の事は何事もなかったようにおだやかな静かな日でした。
 そして13日の深夜3時頃、手伝いに来て泊った義兄さんと母と私の3人が途中で目を覚まして話し合っていた最中、突然ドーンという大きな音とともに家が大きくゆれました。」市川武子(当時24才) 金平町井戸尻23

二日前には何度も地震があったようですが、前日は穏やかな日であったようです。断層が動いて地震になるのなら、二日前にも動いていたことになります。[727]では、本震後に60回の地震があったようです。断層は本当にそのように小刻みに動くものなのでしょうか。ニューオフィス24(http://www.ailab7.com/rinkai.html)にある図―2のような解離―爆発―結合のプロセスが繰り返し起こっていると考えれば、何度も繰り返される地震は解釈が可能です。

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2004/02/07(Sat)21:58
パトロス
「わすれじの記」からの学び(9)
1ケ月も前から小さい地震が度々数知れずあった。その都度前ぶれとしてドウドウという遠雷か、どこか遠くで敵の砲弾の破裂する音と舞うような音とともに西の三ヶ根山の裏からでも出るのか、茜色の光が遠くの火事の火のように三ヶ根山の山並みを夜などはくっきりと浮びあがらせ、今にも頂上から火を噴くのではないかと恐れさせた。大震後も余震の度にこの現象が永く現われ、色々噂も飛んだが余寒のおさまると共に何時の間にか消え去った。
地形の変動も所々に見られる。幼い頃走り廻った生家のある金平、荒木の変動は激しい。道路の両側は平坦であったのに西側は2メートル余も隆起してその上の家はみんな倒れてしまった。その西側の小川も魚取り、水遊びをしたのに高く上がって昔の面影さえない。周囲の田畑の高低も大変動、懐しい遊び場を偲ぶよすがもない。前野八幡神社の裏の道路も隆起して、平坦で楽々と自転車で走れたのに、急斜面の坂道となってしまった。・・・・
音羽地先の漁港の隆起によって港の機能を失ったのも一つの大きな驚きである。その周辺の井戸水の渇れたのも関連した現象ではなかろうか。」辻 一次

土地の隆起や傾斜があちこちで起こっています。漁港が隆起によって使用不可能になってしまったようです。関東大震災でも、三浦半島近辺で隆起現象が起こっていますが、快音、快光に加えて、このような現象も断層地震説ではどのように説明するのでしょうか。

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2004/02/13(Fri) 09:48
パトロス
三河地震の傷跡
三河地震でできた形原地区の深溝(ふこうず)断層を調査してきました。ニューオフィス41http://www.ailab7.com/hukouzu2.htmlに写真等を載せておきましたが、この断層は濃尾地震の時に出来た根尾谷断層のような明瞭な段差が現れたのではなくて、2メートルにもなる小山のような膨らみが出現したようです。又南北と東西に渡って、地割れが発生していますが、地割れと言うのは、地皮が破れて出来るものであって、地震の直接原因にはなり得ないように思います。深溝断層は地震の傷跡としての地盤変化であって、断層地震説を支持できるものではないように感じました。
734
2004/02/13(Fri) 17:04
パトロス
あす起きてもおかしくない、という根拠
中日新聞の東海地震に「備える」その9
http://www.chunichi.co.jp/saigai/jisin/feature/2003020101.html
に、「あす起きてもおかしくない」といわれる東海地震説の根拠、が載っていました。
 「過去には三つの地震が同時か、接近して起きてきた。断層が連続しており、一つが動くと隣も動きやすいからだと言われている。
 ところが、一九四四年の東南海地震は、なぜか震源域が浜名湖沖にとどまった。大地震が起きると、長年にわたって地下の岩石に蓄積されたひずみが一気に解放されるが、駿河湾から浜名湖沖の一帯は取り残された。その結果、安政地震から現在まで約百五十年間のひずみがたまっている。これが、「あす起きてもおかしくない」といわれる東海地震説の根拠となっている。」

という記事です。 「安政地震から現在まで約百五十年間のひずみがたまっている」ことが根拠とされているようですが、ひずみが蓄積されるというのは寓話です。ニューオフィス10  http://www.ailab7.com/sakayanagi.html
にも紹介したように、岩盤に150年間の歪みが蓄積されることはありません。歪みとは力が作用して生ずるものですが、一定の力を超えると(降伏点を超えると言いますが)物体は破壊します。岩盤はガラスと同じで折れてしまいます。折れたらそれまでで、相手のプレートを跳ね上げるような力は発揮できません。歪み蓄積論は寓話に過ぎません。「あす起きてもおかしくない」と言う根拠にはなりえません。

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2004/02/14(Sat) 12:06
パトロス
地震、その瞬間
「わすれじの記」にある[地震、その瞬間]という記事から抜粋しました。

・足もとに細い亀裂が出来てそこから地下水がプクプク出て周辺が水浸しであった。このプクプクも間 もなく止まった。
・急にグラグラと揺れて立っていることができず、四つん這いになってしまった。前方をみると一直線に伸びているべき道が、まるで蛇行を見るようにうねうねと曲りくねっているのではないか・・。
・「ドドーン」という音が三ヶ根山の方向でおこったと思うと、目の前の直線道路が忽ち西の方から、左右にぐらぐら波うち、しかも同時に上下へも揺れながら迫って来た。
・「動かざること大地の如し。」といわれる大地が、たった今、目の前で飴のようにうねり、波打ったのは夢ではない。
・「ドドン」と物凄い大音響ととも床より体がフワリと浮き上がり同時に落ちた。
・ゴォーという地鳴りが丁度列車が遠くから走ってくる時のような感じで近づいて、私はふと何事か?今迄聞いたことのない音に不安を予感した。その途端でした。体が急に宙に浮き、電灯がパッと消える!!ガラガラゴトゴトドスーン、ドドッドーンと猛烈な震動、私の体は空中で2、3回振り回された感じでした。
・「ドーン」と遠い所から地鳴りが起ると、東の海上を水平線から角度20度位の高さを南西から南東に、焔の玉が周囲を赤く染めながらかけぬけ、三ヶ根山の方角の山合いにはポーツと火の手が上るような感じに赤く染まると「ガタガタ」と地面が揺れる。
・家のつぶれるのは、ほんの一瞬で「ドーン。ガタガタ。ドシャン」という言葉で語られるように逃げる暇なぞ全然ないということであった。
・その時パッと外に閃光が走った。丁度写真のフラッシュか、稲光の様な感じであった。
・この発光現象でピカッーとその辺りが明るくなる。地の底から、何万屯もあるような大きな岩石の落ち込むような音響が、ゴトゴトドーン、とてもこんな文字では表現できない無気味な音が聞こえる。
・その瞬間どうですか、何と言ったらいいのか知ら、あたり一面が火の粉というか、まるで地雷火をかぶったようでねどろどろした火の粉が波みたいにおしよせているような感じでした。火事でも何でもないのです。その時の空中現象というのかね。とにかく、身ぶるいがしました。
・全面が火の粉の波みたいだった。
・ゴトゴトドーン、地の底をゆるがせて、この大地が今にも陥没するのではないか、というようなすごい響きを立てると、グラグラと大地が波打つようにゆれる。思わず、つばをぐっと飲みこむ。息をつめる。また余震です。

以上です。「全面が火の粉の波」というのは何らかの電磁波現象なんでしょうが、まだまだ未知の事柄があるようです。また「家のつぶれるのは、ほんの一瞬」であって、「逃げる暇なぞ全然ない」ということなので、大地震の前に避難出来るように、検知システムを構築したいものです。

736
2004/02/15(Sun) 17:14
パトロス
大気大循環モデルの危うさ
9年前の書籍ですが、セミナー[118]〜[120]
http://www.ailab7.com/log/eqlog111-120.html
で話題になった、「学研ムック 最新科学論シリーズの「科学理論はこうして崩壊する 科学の危機 1995 」の現物が手に入りました。第二部科学論争はどこまで非科学的か、というパートに「「地球温暖化」を予言する大気モデルの危うさ」という解説がありました。
二酸化炭素だけで温暖化は起こらない、というサブタイトルが付いていますが、間違った理論のためにこうむる社会的損害は大きいものがある、と説明されています。
石田理論でも地球温暖化の一番大きな原因は深海底にある海嶺から放出される、熱量であると考えていますが、気候を支配する大きな要素の一つは海洋であるという点では同じような論旨であり、9年も前にこのような解説をする科学雑誌編集者がいたことに驚きを感じました。
大気大循環モデルという地球大気の温度予測の手法には海底から放出される熱量が組み入れられていないのです。雲の影響も組み入れられていないようですし、危ういモデルを使ってシミュレートされ、社会的影響を与えています。抜粋してニューオフィスに紹介する予定ですが、「間違った理論のためにこうむる社会的損害」は地震論に関しても言えることではないのでしょうか。間違った地震論に基づいて「明日起こってもおかしくない」と洗脳され、何十年と社会的混乱を被っているように感じます。
737
2004/02/18(Wed) 23:40
パトロス
生物大絶滅の原因
地球の歴史の中で生物の大絶滅は過去5回あって、5大絶滅と呼ぶそうです。

・オルドビス紀末 (4.38億年前)の大絶滅
・デボン紀末(3.60億年前)の大絶滅
・ペルム紀末 (2.48 億年前)の大絶滅
・三畳紀末(2.08億年前)の大絶滅
・白亜紀末(.65 億年前) の大絶滅

恐竜の絶滅は白亜紀末に起こったのですが、絶滅の有力な原因がノーベル賞を受賞したアルバレス博士の隕石衝突説ということです。白亜紀末の大絶滅では恐竜の外に、アンモナイトをはじめとする多くの生物群が絶滅しましたが、その原因はメキシコ湾における直径約10 kmの隕石の衝突であったと考えられているようです。メキシコ、ユカタン半島で見つかったチチュルブクレーターがその証拠となっているのだそうです。
その「恐竜絶滅理論」に関して、「学研ムック 最新科学論シリーズの「科学理論はこうして崩壊する 科学の危機 1995 」には「「恐竜絶滅理論」は科学と呼べるか?」という記事がありました。恐竜絶滅の原因として、隕石衝突説のほかに海退説、寒冷化説、火山活動説、酸欠による窒息説などが紹介されていますが、結論として次のようにまとめてあります。

「たしかに1980年代以降の絶滅仮説はどれもそれなりの"物的証拠"を提出してはいる。その意味ではただの空論だとは言えないかもしれない。しかし、簡早に欠点を指摘できるような仮説や推測的な前提条件に立って主張されるシナリオでは、生物大絶滅についての理論として受け入れることはできない。そのような議論は、いかに有名な研究者によって展開されていようと、われわれが科学理論と呼び得るものに対して抱くイメージや信憑性からは遠い。」

石田理論では、生物絶滅は何度も繰り返されてきたポールシフトが原因の一つであるとしています。セミナー41〜44http://www.ailab7.com/log/eqlog41-50.html にも議論されたマンモスの墓場もそうですが、ポールシフトによって発生した大津波が動物の死骸をシベリヤの奥地に積み上げたのだと思います。ポールシフトの大津波は動物の絶滅原因として十分説得性を持っているのではないでしょうか。NHKの地球大紀行にはたしか、隕石衝突説も破綻したと書いてあったように思います。現在恐竜絶滅原因は振り出しに戻ってしまったとあったように記憶しています。もう少し詳しい内容をニューオフィスにまとめようかと思っています。

738
2004/02/19(Thu) 19:23
パトロス
恐竜の絶滅原因
NHKの「地球大紀行」別巻[2]「地球を読み解くキーワード」に恐竜絶滅の解説がありました。抜粋して学んで見たいと思います。

【恐竜絶滅】
今から約6500万年前、この地球上から、突然に恐竜類が姿を消してしまった。ほとんど同時に、中生代の海に栄えていたアンモナイト類も、そして特異な二枚貝イノセラムスも見あたらなくなってしまったのである。
この、いくつかの大きな生物グループがほぼ同時に絶滅してしまったということは、地球上の生物進化の歴史の上で際立っており、何らかの重大事件が起こったにちがいない。そこで、この時点を境にしてそれ以前を中生代最後の紀である白亜紀、それ以後を新生代の最初の紀である古第三紀とする、という万国の地質学者共通の理解が得られていたのであった。(中略)
1979年にアメリカのカリフォルニア大学バークレイ校のノーベル物理学賞受賞者アルバレスを中心にした研究者グル一プが、イタリアのアペニン山脈中で発見した、一連の石灰岩層中に挟まれる薄くて黒っぽい地層の調査結果を発表した。彼らによると、この黒層はほぼ古第三紀層・白亜紀層の境界付近に位置しているが、その中に特殊な金属元素イリジウムを普通の石の30倍近くの高濃度に含んでいるというのである。(中略)
イリジウムは地表付近の岩石にはごく微量しか存在せず、隕石・隕鉄には高濃度で含まれるということから、この黒層は巨大な隕石が地球に衝突した時の破片からできている、と推定したわけである。(中略)
結論として、(衝突した時発生した)塵挨のなれの果てが、しばらくの間太陽光をさえぎったため、まず植物が枯れ、それを食べていた植物食恐竜たちは飢えて死に、それを生活の糧にしていた大型肉食恐竜もまた後を追うように滅びていった、という筋書きなのであった。(中略)
落ちてきた巨大隕石の質量も計算され、直径約10qと算定されるとともに、その地点は北太平洋の、ちょうど日本列島の東方海中でなかったのかともいう。平均深度約4000mの海に、直径10qもの微惑星サイズの隕石が落ちてきたと見積もられ、いろいろ派生する気象条件などについても計算された。

一方、実物を自分の手で、と恐竜やアンモナイトの最後の化石探索にも熱が入ったのは当然であった。そして再調査の結果、驚くべきことに、滅びたはずの恐竜がなんと5種11種も、例の黒層の上、つまり時間的にもおくれて見いだされることになったのである。骨や卵に加えて足跡が残っているところもあるから、この新発見は、アルバレスらにとっては非常に頭の痛いところであった。加えて、海生生物であったアンモナイトについても、隕石衝突説に具合の悪い結論が得られた。つまり、今度は逆に黒層形成より大分前からかなりの数のアンモナイト類がすでに何回も絶滅したり、絶滅へ向かう傾向を示していることが判明したのであった。(中略)

計算によれば、衝突津波は最初少なくとも11q、地球の反対側でも数百(単位不明)に達したはずであるという。ところが、白亜紀と古第三紀の地層の境界付近には、どこを探してもそのような想像を絶する大津波の形跡は見あたらないのである。津波で削られた跡でも、削られて海へ運び込まれた地表のあらゆるガラクタでも、世界的規模で見いだせてよいはずなのである。エベレストも一呑みする大津波の形跡が見えないのは全くもって理解に苦しむのである。(中略)
アルバレスらの仮説は、余りにも壮大かつ明解ではあったが、たった二つだけ欠陥を持っていた。それは、傍証をとるより計算結果が先行したことであり、絶滅した生物への説明に目を奪われ、その大事件を超えて存続した、他の多くの生物グループを理解しようとしなかったことである。そして、恐竜絶滅は再び謎に包まれ、次の新たな知的挑戦を待つことになったのである。

以上がその抜粋です。津波に襲われた傷跡のようなものが地表に残るとは思われませんが、イリジュウム層の上にも恐竜の化石が在ると言うのでは、隕石衝突が恐竜絶滅の原因とは言えないわけです。ポールシフトに伴う津波ならば、傷跡を残さずに、恐竜やマンモスなどの墓場を作ったりすることは十分に考えられます。

生物大絶滅の原因はポールシフトによる大洪水、またポールシフトの原因となる大陸の水没現象などのほうが可能性が高いと思います。大陸は何度も浮上、水没を繰り返してきていると思います。グランドキャニオンでも何回か浮沈を繰り返しているそうです。(http://www.ailab7.com/kaitei.html)陸地だったときに生存していた生物の化石が海没したことによって、しばらくの間化石の不連続が起こっていることが、絶滅したように見えるということではないのでしょうか。と言うことは現在海の底にある地盤にも、掘り下げれば恐竜の化石があるのではないでしょうか。遠い将来、再浮上した時には簡単に発見できるでしょうが・・・。

739
2004/02/28(Sat) 00:00
パトロス
揺らぐ東海地震の予知根拠
私は地震に、海溝型とか内陸型という区別があるとは考えておりません。したがって、海溝型は大地震となり、内陸型は規模が小さな地震であるとも思っておりません。また、関東圏の地震で表示されるマグニチュードは関西圏の地震規模よりも地殻の構成の差によって大きく表示されるのではないかと思っています。地震はどこで発生するものであろうとも、水が解離して出来る酸素と水素の混合ガスの容量が大きくなれば、大地震になると考えております。
その上でのコメントですが、海溝型地震であったとされる2003年十勝沖地震(2003年9月26日発生、M8.0)では、プレスリップは検出されなかったという記事が地震学会のFAQ44に載っていました。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/FAQ/QA.htm#QA044
「十勝沖地震は、想定東海地震とは場所、過去の履歴や観測点の密度が異なりますが、同じタイプの(海溝型)地震です。十勝沖地震でプレスリップが検出されなかったということは、東海地震でもプレスリップが検出されない可能性がある(つまり予知できない可能性がある)ことを示したといってよいと思います。」

というものです。にもかかわらず、FAQ40で地震予知が可能な科学的根拠はプレスリップが検知できるからであると次のように解説されています。

「地震の破壊核形成(プレスリップ)にともなう地殻変動が地震の前兆現象としてはもっとも有望です。しかしながら、その規模は小さく、現在の観測技術では、M8クラスの地震のプレスリップ(M6前後の地震に相当するすべりと推定)による地殻変動が、観測網直下に起きないと検出が難しいと考えられています。

 このような条件を満たすためには、M8クラスの地震が発生するプレート境界が、観測点が多数ある陸の真下になければなりません。この条件を満たすのは、日本では東海地域のみであり、想定東海地震の予知が可能という有力な科学的根拠です。」

M8.0の地震でもプレスリップは観測されなかった(私はそのような現象そのものが存在しないと思っていますが・・)のにもかかわらず、東海地震は予知の可能性があるというのはどこか矛盾があります。
いやいや、だからもっと精細な観測網の構築が必要なんだよ、ということなのでしょうか。どこまでいったら無駄遣いに気がつくのだろうかと思ってしまいます。

740
2004/02/28(Sat) 09:36
パトロス
無駄の無い地震関連予算の執行を
地震学会のFAQ45(http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/FAQ/QA.htm#QA045)には、
「地震予知のための研究や観測の予算は、大部分が国費(国民の税金)によっておこなわれていますので、地震予知研究に関する十分な情報の開示を前提に、判断は国民にゆだねられているといえます。」
という解説があります。それには私も大賛成で、本当にそうだと思います。
地震予知は不可能だから、研究や観測はやめるべきだと判断する最高学府の外国人教授がおられるようですが、[739]に書いた無駄遣いをやめて欲しいというのは、勿論観測と研究をやめろという意味ではありません。無駄の無い観測と研究を強力に推し進めて欲しいという納税者の一人としての主張であります。

そのためには、地震発生後の観測である地震計をこれ以上増やしても意味がないと思いますし、「地震発生後、速やかに震度を面的に表示した「推計震度分布」を提供する」という気象庁の仕事(http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0402/26a/sindo040226.pdf)にもどれほどの価値があるのか疑問です。また、各地で公表される「地震発生確率」というのも意味がないように思います。
それよりも力を注いで頂きたいのが、地震発生前の自然現象の観測です。地震発生前に大地震を検知できる可能性があるものには、積極的な推進をかけて頂きたいというのが納税者の希望のはずです。GPS観測でM8.0が検知できなかったのですから、電磁波観測や、地電流観測、またラドンの放射、水素濃度の観測などの化学的分析などにも目を向けていただきたいと思います。研究費がいただけるのなら、「水素濃度の観測」はANS観測網で取り入れたいものですが、何せボランティア集団には研究予算というものが存在しません。当面は100円コンパスで頑張るしか手がありません。
上記FAQの解説にありますように「地震予知のための研究や観測の予算は、大部分が国費(国民の税金)によっておこなわれている」わけですから、もっと大きな声で要求するべきではないでしょうか。皆様のご意見をいただければ幸甚です。

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