前日に戻る
1041
2005/09/26(Mon) 11:05
パトロス
Re:[1009] M氏からの追加情報
> 先日の高圧ガス発電の名前がわかりました。
> MHD発電です。
> 東京工業大学MHD発電研究グループの
> ページより詳細がわかります。
> http://www.es.titech.ac.jp/okuno/mhd-e-j.html
ニューオフィスに「大地震に伴う地電流の発生原理」としてまとめてみました。ありがとうございました。

http://www.ailab7.com/tidennryuu.html

1042
2005/09/26(Mon) 17:27
パトロス
地震学の見直しを!
セキスイハイムさんが発行する「住まいの学校 地震と住宅号」というメルマガに以下のような記述がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【東海地震が優れた予防対策を行っている理由】
 東海地震は行政の地震予知・予防対策がもっともしっかり行われています。その理由は2つ。
一つ目は、いつ起こってもおかしくない状況にあること、
二つ目は、東海地震はプレート境界型地震(プレートのズレによって周期的におこる地震)なので予測がある程度可能なことです。
【今すぐ起こっても不思議でない東海地震】
 東海地域から南海道にかけては、約100年から150年の周期でマグニチュード8程度の地震が繰り返し起きていますが、駿河湾から御前崎沖にかけては、1854年(安政元年)の安政東海地震以来140年以上も大地震が発生していません。そこで、近い将来この空白地域に東海地震が起きるのではないかと考えられているのです。
 事実、東南海・南海地域で今後30年以内に起こる可能性は40〜50%と言われています。
【世界一の予知技術】
 これを防ぐ為、東海地方では最新の予知技術を次々取り入れてきました。事実、研究も非常に進んでおり、世界一の地震予知・予防対策が行われています。例えば静岡県内ではプレートの歪み(ゆがみ)を測定する歪み計が19箇所も設置され24時間の監視体制か行われているのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上がその抜粋です。いずれも、マスコミでも流されている常識的な解説かと思いますが、「今すぐ起こっても不思議でない」とか「世界一の予知技術」という言葉には違和感を覚えます。
今すぐ起こっても不思議でないという根拠は、「プレートが100年以上潜り込みを続けているから、相当量のひずみが蓄積されているに違いない」という間違った地震原因説に基づく強迫観念です。
地震は地下で解離ガスが発生し、その爆鳴気とも言われる解離ガスが爆発する現象であるというもう一つの地震原因説に従えば、そのような話にはなりません。
地震周期説はプレートの潜り込みを事実と勘違いしているために起こる錯覚です。周期的に起こっているように見えるのは、地殻が疲労破壊するために起こっている可能性はありますが、疲労しても、解離ガスが蓄積されなければ爆発と云う地震現象には繋がりません。
また世界一の予知技術という見解は日本の地震関係者の奇妙な偏見を受け売りしているだけに過ぎません。
日本の地震学者の殆どが、プレート論と弾性反撥地震説という通説を信じているために、測地学的地震予知の手法だけが予知の可能性があると考えています。
したがって「世界一の予知技術」という表現は、「測地学的地震予知の手法としては世界一」というだけであって、世界では、他の手法による予知技術において日本よりもはるかに進歩しているのです。
人工衛星から、電磁波異常などを検知しようという試みが進んでいますが、日本はそれに協力する姿勢さえないようです。
東海沖で大きな地震が起こったとしても、測地学上の異変は何も起こらずに大地震になる可能性もあるはずです。そのときは「世界一の観測技術」を持ってしても予知に失敗した・・・、それほど地震予知は難しい・・・。」というコメントが気象庁から出されることになるのでしょう。今必要なのは地震学の見直しであると私は信じております。
1043
2005/09/27(Tue) 16:52
パトロス
マントルは固体ではない
「地球の中心部、表面よりわずかに早く回転」
というニュースがありました。読売新聞が伝える内容を抜粋して紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
地球の中心部は、地球表面(地殻)やその下のマントルよりも年間0・3〜0・5度早く回転(自転)していることが米コロンビア大学などの地震波観測でわかった。 (略)
 研究チームは、南大西洋地域で過去に起
きた地震の地震波が、地球のほぼ反対側にあるアラスカ州の地震計まで、地球の中心を通ってどのように伝わったかを調べた。その結果、地球の中心部にある直径2400キロの鉄の塊「内核」と周囲を取り巻く熔けた鉄の層「外核」の間を地震波が伝わる際に、回転の差に伴うと見られるわずかな速度変化が生じることが確認された。(略)
(読売新聞) - 8月27日12時45分更新

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上がその内容で、回転のわずかな差が地球の磁場を形成するのに役立っているという見解のようです。
研究者がそう結論を出して、解説されると素人は「あーそうなんですか・・」と言うしかないのですが、「地球のほぼ反対側にあるアラスカ州の地震計まで、地球の中心を通ってどのように伝わったかを調べた。」・・・という前提は正しいのでしょうかと言う疑問があります。
地震波が地球の中心を通っていると仮定しているのは、地球内部が固体であると仮定していると言うことですが、本当に固体かどうかは誰も確認できません。
ニューオフィス8http://www.ailab7.com/mohoro2.html
11http://www.ailab7.com/tomogura.html
あるいは、セミナー[873] http://www.ailab7.com/log/eqlog871-880.html
[881] http://www.ailab7.com/log/eqlog881-890.html

などでも話題にしましたように、地球内部のマントルは固体ではなく熔融している可能性があります。それは大地震のあと、地球が自由振動周期でしばらく振動している事実などが教えてくれていることです。

地球内部のマントルが熔融しているとすれば、コロンビア大学の研究は土台から間違っていることになると思います。

1044
2005/09/29(Thu) 11:06
パトロス
スマトラ島沖地震での地磁気変化
「スマトラ島沖地震で地磁気も波打つ」と言うニュースがNIKKEIネットにありました。 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050927AT1G2702K27092005.html
 京都大学の家森俊彦教授らの解析によると、インド洋大津波を起こした昨年末のスマトラ島沖地震に伴い、地球の磁場(地磁気)が波打っていたということです。
地震で海面が上下した影響で、上空100キロメートルの電離層まで揺さぶられたためという見解ですが、あれだけの巨大地震ですから、地中において起こった解離ガスの高温プラズマ流によるMHD発電の影響が空中にまで達したということも考えられるのではないでしょうか。100年以上も続く近代の地磁気観測で、地震で地磁気変化を見つけたのは初めてということですが、海面の上下運動というだけなら、台風やサイクロンでも起こるような気がします。
 研究チームでは、海面の上下の動きが真上の大気に音波として伝わったと考えて、電子などで満ちた電離層が揺さぶられて大きな電流が流れ、地磁気が乱れたと結論づけたそうですが、地中で発生したMHD発電の影響のほうが大きいように私には思われます。
なお、GPS(全地球測位システム)の電波の解析からも電離層の乱れが裏付けられているということです。
1045
2005/09/30(Fri) 00:29
パトロス
断層から検出される水素ガス
地震によって出来た断層から水素が検出される事実はセミナー[794]にも紹介しましたようにいくつかの報告があります。http://www.ailab7.com/log/eqlog791-800.html
この水素を観測して地震予知に役立てようと言うのがANSの将来的願いでもありますが、ようやく水素濃度計が安価に入手できそうな気配があることをT氏が会員掲示板に述べておられます。抜粋して紹介しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大地に裂け目がある地域では水素センサーは他の地域よりも有効に前兆を知らせるものと思います。

 大地深くの震源では最も小さな原子の水素でさえ、地上に出てくるまでに揺れてしまうかも知れませんので、コンパスとの併用は重要です。
 ネット上にも、サンプルのようなものが発表されています。
http://venturewatch.jp/etc/20050415.html
毎日の濃度変化が全国規模で記録されれば、巨大地震のみに反応するセンサに成るはずです。
 石田理論とは異なる方向性から、地震前兆として水素濃度変化を記録している研究が有りました。http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1988/03/88_03_03.pdf
 小さな地震では整合性は無く、M7では明確に前兆が出ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、「石田理論とは異なる方向性から・・・」という紹介論文を読んでみましたが、面白い記述がありました。
・ 水素に高い感度を有する簡便・安価なセラミックセンサーが開発されている。
・ 1983年5月26日の日本海中部地震(M7.7)時に3ケ所の観測点で地震に先立って水素の放出が認められた。
・ M3より小さい跡津川断層に沿って地震との相関はなかった。
・ 簡便・安価な水素センサーを活断層上に設置し連続観測を行い、ラドン観測と併用して地震予知に対する新しい地球化学的手法として研究していきたい。
などです。
論文では、水素の発生原因を岩石の圧縮・破壊・衝撃・摩擦と言った物理現象と関連させて研究されていて、弾性反撥地震説の範疇で考えておられます。
水の熱による解離現象として発生する水素ガスのほうが量的には多いのではないかと思います。

1046
2005/10/01(Sat) 00:55
パトロス
大聖寺地震で発生した地電流
大きな地震の前に地電流が発生していたことが、昭和8年発行の「地震」(鉄塔書院刊)に和達清夫先生が発表しておられることが中公文庫「地震」にのっていました。抜粋して紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特にここに大切なことは、地震が勃発するより少し前に地電流の方が何か地震の勃発を暗示するような兆侯を見せてくれるかどうかという点にかかる。この方面の観測は近頃能登氏が著しい例を示されている。第六十八図(後日ニューオフィスにて紹介しますが、昭和5年10月17日の石川県大聖寺の地震とあります。)に示したのは、地中電流の突発的変化が地震の前二時間頃から始まっている例である。
すなわち地電流が平時より急に増加し始めて二時問位経って大きい地震が二回続けて起った。そして地震後地電流はまた平常に返っている。この例が単なる偶然であれぼそれまでのことであるが、もしこの地電流の変化が、地震がこれから起るという、地殻内の緊張から生じたものであるとすると、地震が勃発しない前に、これから後で地震が起こるかもしれないぞという警戒を地電流が与えることになる。もちろん今までの結果だけではまだ断言するには到つていないが、将来この方面の研究がさらに進んで、時間だけでなく、どこそこに地震があるだろうと場所まで予知出来るとしたらどんな素晴らしいことだろう。しかし何と言つても前途は遠いがなにかこの方面に光明のようなものが見えて嬉しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
和達先生は「光明のようなものが見えて嬉しい。」と述べておられるのですが、その後の地震研究は測地学的な方面にばかりすすんで、先生が期待されたような電磁気的方面へは関心が薄れてしまったようで残念なことです。

何度も述べますように、地震学は昭和の初期からやり直すべきだと思うのですが、如何でしょうか。

1047
2005/10/01(Sat) 09:56
パトロス
昭和初期の地震観
[1046]で紹介した和達清夫先生の書籍には次のような続きがありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さらにこの方面に関連して、地震と地球磁気との間にいかなることがあるかという間題である。地球磁気というのは、地球全体がちょうど大きな磁石のようなものでそのために地球付近一帯に磁場が出来ているその磁場の強さを表わすものである。すなわち我々が持っている磁石が北を指すのはこの地球磁気あるがためである。この地球磁気、あるいは略して地磁気とも言うが、地磁気と言うものは、その強さや方向がいつも少しずつ変化しているもので、その著しい時は特に磁気嵐などという言葉で呼ぼれている。地磁気の変化は上層大気の状態に大いに関係があるが、一方また前の(前述した)地電流とも大(大いに)関係がある。それに地震ともまた何か関係がありはしないかということは随分昔から学者によって気をつけられていた問題である。この頃また大分この方面の研究が盛んに行われ、ある程度の地震との間の関係が探り出されて来たのである。ここには詳しいことは省略するが、将来は地磁気もまた地電流と並んで地震学中の一部を占めるようになると思われる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上がその抜粋です。[1044]に紹介した研究では、「地磁気の変化は上層大気の状態に大いに関係があるが、一方また前の(前述した)地電流とも大(大いに)関係がある。」と言う和達先生の見解はまったく考慮されておりません。

本当に地震学は昭和の初期から進歩してきているのか、疑問に感じるところです。

1048
2005/10/03(Mon) 00:02
パトロス
昭和初期の地震観(その2)
和達先生が書かれた「地震」という書物には、「地震予知の問題」として次のような興味深い一文があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
古来、地震学者が予知問題の重要な一つと考えていた過去の資料の統計に拠る法は実際には殆ど役に立たない。今までの歴史では六十年ごとに地震があると言った所でそれは平均した場合の話で、明日あるか百年位も経つてあるのか誰にも分からない。まあ割合にありそうな率が多いから油断ならぬという程度の役にしか立たない。またここは地震が古来なかった所だと言っても、そう充分に信頼することは出来ない。(略)要はもっと直接に地震はどうして起るものか、その原因次第では勃発の前にこうした現象がなくてはならぬと調べた上、その現象をいつも絶えず観測していて大地震の起ることを予知すべきなのである。
今日では、遺憾ながらまだ地震発生の機構は充分明らかにされていない。しかし予知問題として研究の進められている方向は次のようなものと思われる。
一、地殻の傾斜、移動、昇降等を調べること。
二、重力の変化を調べること。
三、地電流、地磁気を調べること。
四、地震前に何等かの特殊の震動の有無を調べること。
これらについての説明はすでに少しずつ述べて来たからここでは省略する。いずれにしても多くの人達の努力はどういう方面に意外な予知の光明を見出ださぬとも限らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上がその抜粋です。先生は地震の周期説を現在のように重要視はされておられませんでした。
また、予知の方法として四つの方向性をあげておられますが、その後の地震学関係者の関心は一番目の測地学的方法に偏りすぎて、三番目の地電流、地磁気などが無視されてしまっています。

その理由に関しては坂柳先生の「地震は予知できる」(近代文芸社)に裏話的な事情が載っています。http://www.ailab7.com/sakayanagi.html
和達先生も書籍のなかで、
「もっと直接に地震はどうして起るものか、その原因次第では勃発の前にこうした現象がなくてはならぬと調べた上、その現象をいつも絶えず観測していて大地震の起ることを予知すべきなのである。」
と述べておられるように、なぜ地震が起こるのかという根本的な問題について納得できる仮説、地震現象を説明しやすい仮説を見つけることが重要だと思います。いつまでも、プレート説や、弾性反撥という矛盾の多い仮説にしがみつくべきではないと思います。
先生は最後に地震の調査に行って災害に遭遇した人たちから
「そうして皆さんがいろいろお調べ下さるのは結構ですけれども、これが地震の後でなくて、地震の前に一言教えていただけないものでしょうか」と言われてまったく恥ずかしい思いをする。そしてそのたびごとに地震予知に向かってもっと努力しなくてはならぬと心に鞭打つ次第である。」
と結んでおられます。民間の研究者が地震現象に関心を持って、予知を完成させようとしているのですから、専門家はもっと真剣に謙虚に地震現象の解明に当たっていただきたいと思うのは私ひとりではないと思います。

1049
2005/10/06(Thu) 20:13
パトロス
つくば市周辺の群発地震
「未知の断層の可能性も」と言うタイトルで、
茨城県つくば市の南部で珍しい群発地震が起きていることが防災科学技術研究所の観測で分かった、と言う内容の記事が中日新聞10月4日(夕刊)に載っていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
震源は地下約十キロ。関東平野でこれほど浅い地震は少ないという。未知の断層の場所を示している可能性もあり、同研究所では臨時観測点を設けて監視を続けている。
五月下旬から、つくば市南部、牛久沼の北岸付近の地下で地震が観測され始めた。最大規模はマグニチュード(M)3程度と小さい。震度計にはとらえられないが、近くに住む人は揺れを感じることもあるという。(略)

なぜここで地震が起きるのか。分析の結果、震源は軟らかい地盤と固い地盤の境目付近にあることが明らかになってきた。(略)茨城県南部には軟らかい土壌が六百u以上堆せき積している。地表に現れない未知の断層があり、その一部が割れている可能性もある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上がその抜粋記事です。未知の断層が存在し、それが動いて地震を起こしているとしたら、震源の分布は一つの面の上にプロットされるのではないでしょうか。どこの群発地震でもそうですが、震源の分布が平面状に並ぶと言うことはありません。
どこの群発地震でも皆ラグビーボールのような楕円球の形状内にプロットされます。大きな地震の余震域もそうなります。地震が浅い場所で起こっているのは、マグマ溜りが浅いところにあると言うことで、その内部で解離ガスの発生が起こり、解離と結合(地震)と言う反応を繰り返しているからだと思います。マグマ溜り内部の解離状態が安定するまでは地震が続くわけでこれが群発地震の実態だ思います。

1050
2005/10/08(Sat) 01:16
パトロス
地球深部探査船「ちきゅう」
10月4日の中日新聞に新しい地球深部探査船「ちきゅう」の話題が載っていました。
「石油掘削で使うライザーと呼ぶ手法を科学掘削船で初めて採用。人類がだれも手にしたことのない、海底下七千メートルのマントル到達に挑む。」とありました。また、「マントルは、地殻の下にあって、大規模な火山活動や地震を起こす原動力になっている。直接マントルを調べることで、画期的な発見を狙う。」ともありました。
あまり批判的なことは言いたくないのですが、セミナー[967] http://www.ailab7.com/log/eqlog961-970.html
でも述べましたが、マントル物質まで到達するのは、難しいのではないかと思います。理由は、「地殻の下にあって、大規模な火山活動や地震を起こす原動力になっている」というマントルは熔融していて、その中に含まれる解離ガスが爆発し、掘削は失敗するのではないかと思うからです。
七千メートルの地点がマントルかどうかの判定も難しいと思います。きっと、固体としての地殻構成物質を採取して、それがマントル物質だという発表になるのではないでしょうか。
【ちきゅう】
文部科学省が約600億円かけて建造。全長210メートル。日米欧など15カ国が参加する統合国際深海掘削計画(IODP)のもとで運用する。当面、水深2500メートルの海底下から4000メートルを掘り、将来は7000メートルに増強予定。巨大地震の発生メカニズムや生命の起源のナゾ解明、過去の気候変動など地球環境の変化を調べる。
前ページへ 戻る  次へ進む
索引へ戻る