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2002/06/01(Sat) 00:48

石田 昭
そうです、アンデスもグランドキャニオンもです 

アンデスやヒマラヤにはアンモナイトの化石が出てきます。昔は海の底だったのです。グランドキャニオンだって、堆積された地層がくっきりと見えています。ということは昔は水面下にあったことを意味しています。何故あんなに高いところまで隆起したのでしょうか。逆に沖縄の海底にもありますが、世界中で鍾乳洞が海底に存在しています。何万年かの間陸上になければ、鍾乳洞はできません。陸地と海底は、上がったり、下がったりの浮沈を繰り返してきたのです。その力は、解離爆発・結合収縮と言う二つの化学反応エネルギーに違いないと私は考えています。海底が大陸の下に潜っていくという、大陸移動説を納得できるでしょうか。化学反応のエネルギーは、物理エネルギーより一万倍大きな力です。核エネルギーはさらに大きな力です。地殻の浮沈には莫大なエネルギーが費やされたことでしょうが、まさか古代に核爆発が起こったとは考えられませんから、爆発と言う化学エネルギー(その大元は地球内部の熱エネルギーなのですが)が働いたと、私は考えています。それが私にとってはビリーバブルなのです。

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2002/06/01(Sat) 10:29

石田 昭
そうです、アンデスもグランドキャニオンもです・・続
海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込んでいるというのが現在の定説(疑問を持つ人がいっぱいいるというのに・・)になっています。引きずり込んでいく力は何んですか?と問えば、マントル対流だとの答えです。果たしてマントル対流の摩擦力というささやかな物理エネルギーで海洋の地殻を引きずりこんでいけるものでしょうか。それではマントルがよほどの猛スピードで動く流体なのか?と問えば、いやマントルは固体である、現に地震波を伝えている媒体であるから固体ですとの返事です。固体だけれども熱っせられると流体になる、流体であってかつ固体でもある・・・。まるで禅問答のような話を「定説」といっているのです。納得できないのに、皆が言うから信じてます・・の世界なのです。地球の内部はだれも見えないのですから、信仰であっていいのですが、地上の出来事を一番合理的に説明できる信仰がいいのではないでしょうか。
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2002/06/01(Sat) 11:25
ノリマン
地球学の革命か?それとも・・?
石田理論では、地震の解離爆発説以外にも、地殻内部のマントルは潮汐力を受けて流動する熔融状態と考えていますね、それと十二枚のプレートが地球を包んでいるという考えを否定していますね、薄い地殻だけれども、がっちりと動かないで、踏ん張ってくれているというお考えですよね、これって、本当なら地球学の革命ですよね。しかし・・地球の内部は地震波の科学的実測データを使用したコンピューター解析によって、硬度、温度、密度等々ある程度解明されているのではないですか。コンピューターの解析結果をもアンビリーバブルなのですか?、それではどうも合理的ではないのでは・・空理空論になってしまいませんか。酷い言葉ですみませんが・・。
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2002/06/01(Sat) 22:22
石田 昭
コンピューター全能という信仰
ノリマン様 サロンのつもりで開いたのですが、熱くなってきましたね。サロンというよりも、ラボラトリーの会話になってきました。それもまた望むところです。さて、タイトルのように、ノリマン様には「コンピューター全能」という信仰の影がチラチラするのです。コンピューターは計算能力には優れたものがあります。でも計算の仕様を命ずるのは人間です。人間が仕様を間違えて、いくら正確な観測データを与えても、コンピューターは一生懸命、その間違った仕様書にしたがって、高速度で計算するのです。仕様という言葉が難しければ、条件でもいいでしょう。今の地震学で地球の内部を解析する仕様・条件は、地震波は地球の内部を通っていく(そのためには地球の内部は必然的に固体)、という条件を始めから付けているのです。インヴァージョン法という計算手法です。その条件のもとで、地球内部の物質の性質、物理量を決めているのです。コンピューターに違った仕様書を与えれば違った結果を出すはずです。地球の内部を通るのでなく、マントルを包む二層構造の地殻内を屈折・反射を繰り返しながら、遠く地球の裏近くまで伝播していく、という仕様を与えれば、コンピューターは素直に「ふーん、地殻というのは光ファイバーのような仕組みで地震波を遠くまで伝播するんですね、こんな仕様で計算したことはないですねー、今まですべてインヴァージョン仕様でしたから・・・」といいながら違った結果をだしてくれるでしょう。コンピューターが計算した結果を鵜呑みにしてはいけません。コンピューターに与えた指示、仕様書が正しかったかどうか、吟味することを忘れてはなりません。
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2002/06/02(Sun) 07:14
ノリマン
仕様書の吟味はどうやって?
なるほど、コンピューター全能信仰に近いものがあったことは認めます。ところで、その仕様というのをもう少し分かりやすく教えてください。それと、仕様を吟味するにはどうすればいいのかも教えてください。
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2002/06/02(Sun) 12:09
石田 昭
迷宮に入り込んだ原因は吟味のなかったことにある
ノリマン様 地球学は今迷宮の中を、手探りで目的を探している状態です。すべての原因はコンピューター全能信仰から、コンピューターに与えた仕様を吟味することなく、地球内部の「解析結果」を信じたということに始まります。地震波は地球の内部を通っていくという仕様の意味することは、通り道は固体であるとして計算しなさい、ということなのです。大前提が固体ですから、それ以外の可能性を探れないのです。迷宮から抜け出すアリアドーネの糸は仕様を変えるということです。地殻の下には熔融マグマがあって、地球内部は熔融している、という仕様です。それを頼りに地球学を再構築するべきです。仕様書の説明、吟味の方法などを分かり易くするために、今ライブラリーの2〜3ページ分をつくっています。少しお待ちください。
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2002/06/03(Mon) 07:14
石田 昭
お待たせしました
ノリマン様 お待たせいたしました。ライブラリーにNo.35No38を増設しました。これを参考にしながら、話をすすめます。No.38にあるように、石田理論では、地震波が地殻の中を潜水艇のように進むのです。玄武岩との境で一部のエネルギーは屈折して地上に浮上していきます。本体エネルギーはまだまだ潜水泳法のように、先へ先へと進みます。中心核100度付近で息切れするわけではありませんが、エネルギーが減衰して波動として検知できなくなるのです。定説では、マントル内を通過するという無理な仕様書をコンピューターに与えています。そして地上で観測されている地震波到達時間に合わせるために、密度などの物理量を計算しているのです。100度以遠には観測されないという観測事実を説明するために、地球中心核というものを設定したのです。だから、現在の地球に関する知識はかなりいいかげんなものなのです。早くアリアドーネの糸を手繰って、迷路を脱出しないといけないのです。それは、マントル熔融マグマ論、地殻光ファイバー論なのです。
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