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981
2005/03/21(Mon) 10:54
パトロス
昨日の地震
昨日の福岡の地震では玄界島で大きな被害が出たようで、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
先ほど地震学者の解説を聞きましたが、従来のプレート説が繰り返されていました。
・ 今回の地震はこの地域では始めてのものに見えるが、数百年という範囲で見ているから気が付かなかっただけで、ここにも活断層が隠れているのである。
・ このタイプの地震はプレートの衝突による歪が内陸部に伝達されてプレート内部で起きているものである。
・ 今回のようなプレート内の中規模地震を繰り返し、最期には南海地震のようなプレート境界でのM8クラスの巨大地震(海溝型巨大地震)が発生して一つのサイクルが終わる。
・ 福岡市内には警固(けご)断層という活断層が走っている。今回動いた海底の断層はその延長線上にあるが、全く関連が無いとは言えないが、直接の関連は無いだろう。
このような内容だったかと思います。

歪が伝達されるのならば、何故手前に位置する警固断層が動かないのか、疑問です。何故地震のたびに調査してきた活断層ではない新しい活断層が注目され、活断層はやたら増えていくのでしょうか。

断層とは地震の傷跡であって、断層が動いて地震になるのではないとすると、全国活断層調査なるものは地震の死体調査をやっているようなもので、前兆調査には全く役に立たないことになりますが・・・。

私は活断層なるものは存在しないと思っています。今回の地震でも、断層など無かった場所で、解離ガスが貯留されたために、爆縮という化学反応が起こったのだと思っています。そして最初の地震によって解離度(圧力と温度の関係で決まる)が変化するためにマグマの内部が不安定となって余震を繰り返している、と考えています。

解離ガスが多量に蓄積されて大爆発すると地震になりますが、その前から、小規模な爆発があって、それに付随する現象として、電磁波異常、地電流によるコンパス異常などが観測されるのだと思っています。

982
03/21(Mon) 23:50
パトロス
Re:福岡での電磁波異常
「地震の前兆現象研究情報交換用掲示板」にあった「うおう」氏の証言は貴重なものですので、抜粋して下記に記録させていただきます。
―――――――――――――――――――――――――
「福岡市内ですが 2日ほど前から・・・・
投稿日 3月20日(日)23時48分 投稿者 うおう [ppp3248.hakata01.bbiq.jp] 削除
福岡市内に住んでいます。まだ余震が続いていますね!実は 今回の地震と関係あるかどうかわからないのですが私の部屋にはサラウンドシステムがあって携帯電話をスピーカーの近くに置いておくと着信がある1秒程前に「ブーン」という音がするのでいつも携帯電話は スピーカーやアンプの側には置かないようにしているのですが2〜3日前から 携帯電話が無いのにスピーカーから「ブーン」という音が1時間おきくらいになるようになりました。<br>出力は携帯電話着信時の 3分の1〜4分の1くらいです。
今も 鳴っていますが鳴ってから数時間すると強い余震が来ます。
これって偶然で地震とは関係ないことでしょうか?」
―――――――――――――――――――――――――
以上です。[980]の質問に関しては「コンパスや カーナビについてですが、普段全く気にしていなかったので 気がつきませんでした。」ということです。なお、追伸で以下のような観察を送っていただきました。

―――――――――――――――――――――――――
「もう1つ気づいたことですが、地震の前と後で あの音の大きさが違うということです。
わたしのPCに付けてあるのはクリエイティブ製の5.1chサラウンドシステム「CREATIVE NSPIRE GD580」という製品ですが、ボリュームは アンプに目盛りが7つ付いていて、3目盛りほどにあげていました。

地震の前は 携帯着信時の半分〜同じくらいの大きさで地震の後の余震時には 1/3〜1/4 位でした。
今朝(21日)は全く音がしていません。
余震も今のところ体感できるほどの余震はありません。
参考になればと思いメールさせていただきました。」
―――――――――――――――――――――――――
そのサラウンドシステムのスピーカーというのは次のもので、
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=4&amp;subcategory=25&amp;product=9137

携帯電話は NTTドコモ SO213i だそうです。
「地震の前は 携帯着信時の半分〜同じくらいの大きさ」だったということですが、携帯電話を置いた位置は

「スピーカーのアンプから 1m、1番近いスピーカーまで 0.5m の距離に携帯電話を置いて着信したときのと比べての大きさです。」
ということです。
また、「地震前と後を比べると後のほうは 出力は弱くなりましたが回数が増えました。
地震の前と余震時で 音の大きさに差がありましたが、電磁波はこのような発生をするものなのでしょうか?
という質問もありましたので、次のような回答を差し上げました。
 「地震とは酸素と水素の混合ガス(解離ガス)の爆発(厳密には爆縮)であるというのが石田理論ですが、もちろんすべてが解明したとは思っておりません。解離ガスの爆発現象から電磁波が発生する理由も今後の研究を待たなければ分かりませんが、可能性として、

・解離ガスの圧力で岩盤にクラックが発生するときに地電流だけでなく電磁波も発生する。
・解離ガスの爆発的化学反応時に発光現象と共に電磁波を放出する。
ことが考えられます。酸素と水素の反応は燃料電池の原理ですから、何らかの電気的な現象が現れても不思議ではないと考えています。
一番やりたいことは地震の現場で水素ガスの検出を観測したいということですが、簡易測定器が高額で手に入らないということです。」

983
2005/03/24(Thu) 17:59
パトロス
福岡西方沖地震について
今回の福岡西方沖地震に関しては、ANS観測メンバー不在のために、コンパスによる検知は出来ませんでした。しかし紹介しましたように異常電磁波は発生していたようです。地震学者がこれを認めて、地震予知に取り組んでくれれば前兆の検知は進む筈ですが残念です。うおう氏のようにPCにスピーカーをセットしておけば、前兆を検知するのに役立つのではないかと思います。
さて昨日も高名な地震学者がテレビで解説される話を聞いていましたが、あの解説を聞いても中越地震(M6.8)よりも規模が大きかったのに、なぜ今回の地震(M7.0)では被害が少なかったのか、またなぜ津波が起こらなかったのか、などの理解が出来なかったのではないかと思いました。

今回の地震は震源が浅いところで起こりましたので、爆発の方向が垂直ならば大変な震害と津波災害が発生した筈です。ところが爆発の方向が水平であったために、神戸のようないわゆる直下型地震とはなりませんでした。それは地震の傷跡である断層が水平断層であったことから分りますし、横揺れが激しかったという体験者の証言からも分ることです。
爆発が水平の場合でかつ、マグマ溜りが大きなものになっている場合には沈降現象が生じて、別府湾に瓜生島を沈下させてしまったような恐ろしいケースも起こり得ますが、今回はマグマ溜りが小さかったのではないかと推定されます。http://www.ailab7.com/lib_011.html

津波が発生しなかったのも爆発が水平方向でかつ沈降現象もなかったから、海底地盤の急激な昇降が発生しなかったからだと推定されます。

984
2005/03/24(Thu) 21:27
パトロス
地震動予測地図
政府の地震調査委員会が23日発表した「地震動予測地図」によると、三十年以内に深度6弱以上の地震が起きる確率は静岡市が86%、甲府市が82%、横浜市と和歌山市が32%など・・・ということです。今回地震に見舞われた福岡市は1%ということですが、この確率というものが一体どれだけの意味を持つものなのか疑問に思います。86%の都市で何も起こらないで、わずか1%の都市が6弱の地震に見舞われているのですから、予測地図の価値は無いのではないでしょうか。どうやってこの地図を利用せよというのでしょうか、経費を掛けておかしな作業がなされています。

新聞の記事によれば「予測地図は、平成七年の阪神大震災後に調査委員が実施した全国の活断層とプレート境界の活動の長期評価などをもとに、大地震の「切迫度」を地域ごとに示した。」ものだそうです。

地震は解離ガスの爆発が原因であるとしたら、そしてプレートの潜り込みなどは存在しないとすれば「調査委員が実施した全国の活断層とプレート境界の活動の長期評価」なるものは全く意味を持たないことになります。私は意味のない作業がなされていると思っています。切迫度の判定作業もそうですが、全国の活断層調査という掘削作業には膨大な経費が掛けられています。

985
2005/03/28(Mon) 00:20
ノリマン
地震雲騒ぎ
久しぶりに書き込みさせていただきます。25日、26日と続けて地震関係のテレビ番組があり、その中で地震雲が話題になったせいなのか、他のサイトでは地震雲の話題で盛り上がっているように思います。ANSとしては地震雲を否定はしないが、判定が困難なので扱わないという姿勢だったかと思います。

今一度地震雲に関する見解をお聞かせ願えないでしょうか。

986
2005/03/28(Mon) 11:28
パトロス
Re:[985] 地震雲騒ぎ
> ANSとしては地震雲を否定はしないが、判定が困難なので扱わない。
その通りです。あの番組では単なる飛行機雲を地震雲として扱っていたケースもありました。あの番組放映以来たくさんの地震雲目撃情報が見られますが、恐怖心を煽るだけで困ったものだと思っています。

私が地震雲判定の難しさを感じたのは、神戸の地震の後で駿河湾の海水が濁りを見せていて危険なのではないかという情報があり、沼津地区を視察したときのことでした。確かに、駿河湾の最奥に位置する江浦湾一帯の海水が濁り、漁港の関係者がこんなことは今までなかったことで、普段はもっと海水が澄んでいると、語ってくれました。

そのとき、空には富士山を中心に放射状の雲が10本ばかり非常に明瞭な形でひろがっていて異様な感じでした。
海の異変と雲の形状とから判断すると、近い内に大きな地震になるのかなあと思っておりましたが、その後何も起こりませんでした。
ということがあって以来、地震雲の判定は難しいものだと思っており、前兆検知の手法としては扱っておりません。ANSとしてはお金を掛けないで、誰でも参加でき、かつ数値情報が得られるものを扱おうということで、コンパス、簡易電磁波計などを観測項目に採用しています。磁石の落下はマスコット的取り扱いでバッジ形式のものなどを作って貰っています。

987
2005/03/29(Tue) 23:54
パトロス
スマトラ沖でまたしても
スマトラ沖でまたしても、巨大地震が起こってしまいました。報道では、震源はジャカルタの北西約千四百キロのインド洋で、昨年十二月二十六日のスマトラ島沖地震(M9・0)の震源から南東に約百五十キロ離れた深さ約三〇キロの地点です。地震の規模はM8・7(日本の気象庁でM8・5、インドネシア気象庁はM8・2)ということです。
巨大地震にしては今回の地震では津波が小規模で、津波による被害は出なかったようです。通説に従えば、インド洋プレートの潜り込みによるプレート境界型の地震であるはずで、前回の新聞報道にあるようにプレートが跳ね上がって(http://www.ailab7.com/sumatra.html)大きな津波を発生するはずであります。

ところが、地震学者は、海底の断層がずれ動き、海面を突き上げる角度が浅かった可能性があり、そのため津波は小さかったと解説されています。プレートの跳ね上げ方がどうしてそんなに違うのか理解に苦しむところです。プレートが跳ね上げられるということではなく、海底での爆発の方向が12月の地震では垂直に近く起こったのに対して、今回は爆発の方向は角度を持っていたというのが真相ではないかと思います。それと震源が深かったので爆発の傷跡が海底には少ししか達しなかったのだと思います。やがて調査が進めば判明してくると思います。
因みに昨年12月のスマトラ沖地震を調査した「独立法人海洋研究開発機構」
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/index-j.html
の調査では下記写真にあるように、http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0503/0328/fig3.jpg
落差15メートルの亀裂が発見されています。巨大津波が発生した理由が頷ける大規模な爆発の傷跡(断層)が見て取れます。

988
2005/03/30(Wed) 23:57
パトロス
「地震を考える」・市民勉強会
セミナー[955]http://www.ailab7.com/log/eqlog951-960.html
で話題になりましたが、中越地震の原因に関して、長岡市の帝国石油サイトで行われているCO2の地中圧入実験が非常に気になりますので、関係者にも考えていただきたいと思い、ニューオフィス47
http://www.ailab7.com/cyuuetujisinn.html
をアップしました。
この件でCO2排出削減対策の一環としてプロジェクトを実施されている(財)地球環境産業技術機構のCO2貯留研究グループ宛にニューオフィス47の案内と共に以下のようなメールを差し上げました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
CO2の地下注入は危険である
ある方から貴プロジェクトの存在を知らされ、ビックリしております。
CO2の地下注入はデンバーにおける廃液注入と同じような、地震誘発の危険があるのではないかと思っています。
解離ガスの爆発(爆縮)現象が地震の原因であるとすれば今回の中越地震は大変な人為的地震を起こしてしまった可能性があります
解離ガスの研究をすることなく、このままプロジェクトを実施すれば、全国に地震被害を撒き散らすことになる危険性があります。
どうかご一考をお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これに対してプロジェクトの代表から次のような前書きと共に3項目に渡って、CO2の地中圧入が安全である認識を持っている旨の回答をいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご指摘の件につきましては、以下の理由から正確さを欠く不適切なものと判断致します。
地質学的・地球物理学的状況の全く異なる海外事例からの憶測ではなく、科学的根拠にもとづく適正なご意見や対応をお願い致します。(以下3項目に渡る安全認識のコメントが続く)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3項目に渡る見解に関してはここでは述べませんが、内容は活断層地震説に基づく安全判断ですので、地震発生のメカニズムが違っているとすれば判断が間違っていることになります。上記前書き部分に対して以下のような反論を差し上げました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科学的な根拠と言うのは大変重要なことですが、これまでも企業などが社会的責任を追及されてきた事件は、いずれもその時点では科学的に未知であったいわゆる未科学の分野に原因があったのではなかったでしょうか。「当時は分らなかった・・・・」といって・・多くの悲劇の後に謝罪するということが繰り返されてきたように思います。
確かに現時点の既知科学では地震学者が「地震は断層が動いて地震になるのだ」と証言してくれますから、地下に物質を圧入することと地震発生との因果関係が存在しないようにみえます。しかし、将来明らかになる未知科学では因果関係なしとは言い切れないかもしれないと言うことです。そのときに問われる企業の責任まで考慮されているのかどうかです。「予見できなかった・・・」として法的責任は免れたとしても道義的責任まで免ぜられるかどうかはわかりません。多くの市民の難渋生活と悲劇を伴うことですから・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3項目とそれへの反論は4月5日(火)開催(PM1:00〜3:00)の「地震を考える」・市民勉強会にて紹介したいと思います。定員に余裕がありますので関心をお持ちの方はご出席ください。
地震が多発しておりますが、地震学者の解説は今ひとつ納得のいかない内容ではないでしょうか、もう一つの地震学を勉強していきたいと思います。会場は下記にあります。http://www.ailab7.com/sakuramap.GIF

989
2005/04/01(Fri) 17:01
パトロス
断層は無かったのではないのか
次の「海底断層」大地震・危険エリアを緊急公開・・と言う見出しが週刊誌にありました。そのなかにこんな記事がありました。
―――――――――――――――――――
東京大学名誉教授(地震地質学)の松田時彦氏が語る。
「かつて警固断層の調査には私も参加したことがあるのですが、博多湾を調べた際には、断層が海域へ続いているという結果は出なかった。沿岸部の調査には、技術的な障壁もあり、限られた期間での調査では発見できなかったということなのかもしれない。」
―――――――――――――――――――
断層が海域へ続いているという結果は出なかった、というのが正しいのではないでしょうか。つまり今回の地震で初めて地震の傷跡としての断層が発生したということのように私には思われます。

警固断層は22キロメートルの長さが確認されており、3万年前から現在までに2回の活動が確認されている。最後の活動から約1万年〜1万6000年が経過しているが、前回はM7クラス以上の直下型地震が発生したと考えられている。と言う説明に続いて、
「一万年ぶりの活動が近日起きても不思議ではない」という話があります。地震学者の話は何か雲をつかむような話ばかりのように思うのは私だけでしょうか。

990
2005/04/02(Sat) 10:30
パトロス
お役に立たない断層調査
週刊誌(週刊ポスト)の記事には未調査の断層が全国に無数にあるから、早く調査しなければいけない・・・という論調が見て取れます。
――――――――――――――――――
東洋大学社会学部教授(自然地理学)の渡辺満久氏が警鐘を鳴らす。
「警固断層と同様に、内陸部から海域へ伸びている可能性があるにもかかわらず、満足に調査がされていない断層は全国に多くあります。早急な対策が必要です」
渡辺教授がいう。
「福岡沖は大丈夫だと確認されていた場所ではなく、”よくわからないが比較的安定しているようだ”として注意が払われていない地域だった。(中略)福岡の場合と同様に、海底には”未知の断層”がまだまだある。今後は、調査不十分な地域はすべて要注意だと考えていく必要があります」

陸、海を問わず、日本列島には無数の断層が走っている。肝に銘じておきたい。
――――――――――――――――――
しかし、今回の福岡沖の地震のように、断層が無かったところに、地震の傷跡としての断層が新たに出来た・・・ということならば、”未知の断層”というのは将来起こる傷痕のことですから、現在調査しても何も見つかりません。オカシナ・オカシナ断層論議です。
だいいち、膨大なお金をかけて調された断層の資料が一体何のお役に立っているというのでしょうか。大きな地震を予見したり、被害を軽減したり、市民生活を安全なものにしたり、ということに役立ってきたのでしょうか、非常に疑問に感じます。
地震のたびに「新たに断層が発見された」「未知だった断層が動いた」・・・という報道が多いように思います。調査した断層が警告どおり動いたという実例は無いと思います・・・お役に立たない断層調査・・・です。

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