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2791
Date: 2018-06-05 (Tue)
グアテマラの火山噴火と地熱発電の関連性はどうなのだろう?
グアテマラのフエゴ火山が噴火し、人命の被害が出ています。「グアテマラでは100年以上これほど激しい火山噴火はなかった」と報じています。

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グアテマラで火山噴火 死者数十人に
2018年6月4日 12時18分
BBC News


グアテマラで火山噴火 死者数十人に

中米グアテマラの首都グアテマラ・シティーから南西に約40キロ離れた活火山フエゴが3日、噴火した。数十年来の規模となった噴火で、これまでに25人の死亡が確認され、何百人もの負傷者が出ている。

火山から流れ出した溶岩が近隣の町エル・ロデオに流れ込み、住宅を破壊。逃げ遅れた屋内の住民が焼死したという。黒煙や灰が火山から吹き上げており、グアテマラ市のラ・アウロラ国際空港は閉鎖されている。

ジミー・モラレス大統領は、犠牲者を悼み国全体で3日間喪に服すと宣言した。3日深夜に出された声明で同大統領は、「取り返しがつかない」人命が失われ、国は「深い悲しみ」に包まれていると述べた。

噴火の規模

フエゴ山は中南米で最も活発な火山の一つで、1974年の噴火では近隣の農場に壊滅的な打撃を与えたが、死者は出なかった。

今年2月に起きた噴火では、1700メートル上空まで灰が吹き上げられた。

3日の噴火はより大規模で、溶岩が山腹を流れ落ち村々を飲み込んだ。灰は上空6000メートル以上まで上がっている。

犠牲者数は、1902年に起きたサンタマリア山の噴火で何千もの死者が出て以来、最悪となった。

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フエゴ山近くには複数の火山が存在しています。首都の南方にフエゴ、アグ、パカヤなど複数の火山が活動していて、パカヤには地熱発電所があるということです。


噴火したフエゴ山の近くにあるパカヤ山で地熱発電が行われている......距離は30k未満の近距離で湖にも近い

地熱発電について、環境ニュースから紹介します。

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地熱発電開発に意欲的な中南米=火山の多い地の利活用
2010年9月22日 /

【サンビンセントパカヤ(グアテマラ)21日ロイター時事】
中米諸国は、電力供給が需要に追い付かない状況の中、活火山が点在する特異な地の利を生かしてグリーンエネルギーの地熱発電開発に力を入れ、輸入石油への依存低減を図ろうとしている。


噴煙を上げるグアテマラのパカヤ火山(2010年8月6日、サンビンセントパカヤ市)

中米最大のグアテマラは、2022年までにエネルギー需要の60%を地熱発電と水力発電で賄うことを見込んでいる。地熱発電所は建設費用が高いが、長期的かつ信頼できる電力供給源となり、同国の地形を改造する恐れのある水力発電ダムより環境との親和性に優れていると見られている。

 グアテマラ政府は、地熱発電プラント新設に対して優遇税制措置を適用し、電力規制当局は配電業者にクリーンエネルギー購入比率を高めるよう求めている。今年5月に爆発したパカヤ火山の頂上から500メートル近く下った地点から、セ氏175度の熱湯とスチームが山腹を蛇行するパイプで、同国で操業中の二つの地熱発電所の一つに運ばれている。  

同国の地熱発電量は66メガワットで、向こう5年間に166メガワットに増強する計画だ。  

その他の中米諸国も地熱発電に意欲的に取り組んでいる。エルサルバドルは電力需要の20%以上を二つの地熱発電所(合計160メガワット)で賄っており、三番目の地熱発電所建設に向け調査を進めている。コスタリカは総発電能力152メガワットの4地熱発電所を有し、来年1月に5番目が稼働する、さらに二つの発電所増設を計画している。

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グアテマラではこれほどの火山噴火は100年以上なかったということ事ですが、単なる自然現象として処理していいのでしょうか。

はたして、地熱発電が地震や火山噴火を引き起こす原因になる可能性について、何処まで認識されているのかが、心配になって来ます。

「(地震爆発論は)トンデモ理論だから相手にしない」という姿勢が科学者側にあるとすれば、悲劇は止むことが無いでしょう。

こんなことなら、原子力発電のほうがよっぽど安全じゃないか、という声が出てきて、「似非自然科学者」が糾弾される時代がくるかもしれません。

後記:

フエゴ火山の火砕流の恐ろしさが記録さtれています。






Pacayaから左にAgua、Fuegoと数十キロの間に並んでいます。地下ではマグマが繋がっているでしょうから、Pacaya山麓から蒸気を抜く作業はFuegoに影響を与える可能性はあります。



二つの中越地震は圧入口から20km離れた位置が震源でした。

2792
Date: 2018-06-06 (Wed)
アメリカの住民も地震学者に洗脳されている
USGSサイトのハイライトに以下の記事が載りました。

Oklahoma Study Reveals Possible, Previously Unknown Sources of Earthquakes
Release Date: June 1, 2018

Magnetic measurements made during low-altitude airplane flights conducted for the U.S. Geological Survey and the Oklahoma Geological Survey reveal possible deep faults that may contribute to increased seismic activity in response to wastewater injection in certain portions of Oklahoma.

地震が多発しているオクラホマで、軽飛行機の低空飛行によって電磁気学的な調査を行なった結果、地下の深い場所に「以前に活動していた活断層」があることがわかり、そこへ「廃液」を注入すると、活断層を「目覚めさせるから」地震発生の機会が増大する、という内容です。

シェールオイルの掘削以来地震が急増した原因を「断層地震説」で解釈しようとする「おろかな」調査に過ぎません。

地震爆発論で考えれば、廃液を地下に圧入すれば「人為的に地震を起こす」ことは明白です。

地震学者は「液体を注入したら、断層が滑り易くなった」という短絡的な解釈しかできないので、半世紀も前にデンバーのロッキーマウンテン兵器庫で起きた事故([2782]など参照)から何も学ぶことが出来ません。延々と住民に難儀を押し付けています

地震学者の言い分を住民が信じてしまい、洗脳されていることがよくわかる話がアメリカ生活e―ニュースにのっていました。

ガスや石油採掘の随伴水を地下深く廃棄⇒古活断層が覚醒  
オクラホマや全米21地区で人災型地震が頻発!!」

という記事です。

図に示すように、2009年以来地震の発生数が急増していますが、地下に注水したので、断層が滑り易くなった、という地震学者の説明です。古傷が覚醒したという表現ですが、もともと傷などなかったのです。


地震が増え始めた2009年は、前年に天然ガス価格が高騰して採算が好転したために、
シェールガスの生産が一気に増えてきた頃です。

生活排水や工業廃水まで地下深くに埋め戻しているとは私も知りませんでしたが、一部を紹介します。

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そもそも排水が目的の井戸があるとは、国土が狭く水は浄化して海や川に流す日本で育った私にはピンとこない話でしたが、アメリカでは生活排水や工業廃水を地下深くに埋め戻す技術が発達しています。

 下図は注入井の図解ですが、一般的に地下では、砂層や礫層などの透水層と、粘土や固結した岩盤などの不透水層が、交互に繰り返し積み重なっていて、不透水層と不透水層に挟まれた透水層が、すなわち地下水をたたえる帯水層です。


左の井戸は有害物質も含む工業廃水の注入井で、
右は浄化した生活排水の注入井

 左の井戸は有害物質も含む工業廃水の注入井で、平均で地下1200mの帯水層に廃棄されます。右は浄化した生活排水の注入井で、通常は地表に最も近く雨水をたたえる透水層の一つ下の帯水層に廃棄されます。

 この図にはありませんが従来の天然ガスや石油は、砂岩の帯水層に分布し、上の地層の重みが圧力となって自噴します。シェールガスや石油を含む頁岩(シェール)の層は不透水層で、フラッキングで注入した超高圧水により頁岩層をひび割れさせガスや油分を回収する仕組みです。  

どちらの場合もガスや石油の副産物として、多いと同量程度の随伴水が回収されますが、この水は有害物質を多量に含む塩水で有効利用できません。オクラホマの場合は注入井で地下2100mの14億年前の地層に捨てていましたが、その廃水が地層の水圧を押し上げ、本来なら数千年に一度しか動かない活断層を滑りやすくしてしまったのです。その注入量たるや、最も地震の多い三地域では1997年に年240万キロリットル(東京ドーム約2杯分)だったのが、2013年には20倍の4800万キロリットル(東京ドーム約40杯分)に増えたそうですから、大地も驚くに違いありません。

 随伴水は、ガスや石油を採掘した元の地層に帰してあげるのが水圧を変えずに済む最良の方法で、オクラホマでも一部では既に実施されているそうですが、仮に今すぐ全ての注入井を止めても、再び吸い上げて地層の水圧を下げない限り地震はなかなか減らないそうです

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さいごに「仮に今すぐ全ての注入井を止めても、再び吸い上げて地層の水圧を下げない限り地震はなかなか減らないそうです

とありますがこれも洗脳です。デンバーでの注水実験を見れば、注水をやめれば、地震が止むことはわかっています。排水をいかに処理して河川や海に流すか、汚水処理の問題です。

アメリカの住民にも地震の真相を知っていただきたく、「アメリカ生活e-ニュース」山田氏に以下のようなメールを送りました。

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貴HPの存在をはじめて知りました。

アメリカ生活eーニュース

廃水を地中に圧入すると地震を起こすことは、60年も前に、有名なデンバーの軍事工場での廃水地震で知られています。

しかし、当時も今も、地震学者はプレート論や断層地震説に縛られていますので、液体の圧入と地震の発生の因果関係が理解できません。

断層が動き易くなったという「ピントのずれた」解釈で終わっています。

当研究所(2002年ネット上に開設)では、

「圧入すると、地下水をマグマに近い高温の地層に「トコロテン式」に押しやって、解離水(水素と酸素)を発生させ、いわゆる水素爆発を起こす、これが地震の正体だから危険である。」

と訴えています。

簡単な説明は解説版に載せてあります。

youtubeにもいくつか載せていますので、「地震、石田理論で検索」で検索してみてください。

地震学は革命的に改革しないと、世界中が脆くなってしまいます。

キラウエア火山の災害はPUNAにある地熱発電所(PGV)でM6.9地震を最初の起こしたことが亀裂を作り、マグマを噴出させた疑いが濃いと思っています。

新・地震学セミナー

を参考にしてください。

2793 
Date: 2018-06-07 (Thu)
日本文明の質の高さを誇りにし、自分の頭で考えよう
今日の産経新聞に楊海英氏が「中華文明から民主化は生まれず」という記事を書いています。

バノン氏の講演([2639])にもあった「アメリカのエリートたちが抱いていた中国への期待」、つまり「衣食足りて礼節を知る」が中華民族、中華文明には期待できないことが、中国人の口から語られています。

先の大戦で日本はアメリカに破れましたが、兵士たちは敗れた後も、インドで、インドネシアで、独立戦争を指導していました。アジアの民族を憎んで戦争をしたのではなく、アメリカの植民地政策に異を唱えたわけです。

「アジアに多大な迷惑をかけてきた」というのは一体誰の言葉なんでしょう。

日本文明は日本人が思っているよりも質が高いものだと思います。
マスコミの垂れ流し情報に惑わされずに、自分の頭で考えたいものです。

2794
Date: 2018-06-07 (Thu)
地震科学の間違いが多くの人為的災害を引き起こしている
[2792]に紹介したアメリカ生活e−ニュースに紹介されている記事はUSGSのInduced Earthquakeに載っている内容に基づいたものであることを知りました。

さらに、FAQには、北部カリフォルニアの地熱発電による地震発生という記事が載っていました。

USGSが発表した「地震被災確率地図」(e-ニュースにも紹介)でカリフォルニアで、地震が多いのは、日本と同じ理由(火山が多く、活発である)からかと思っていましたが、The Geysers と呼ばれる一帯で大規模な地熱発電が行なわれているからであることをも知りました。それまでは、地震が無かったようです。


人災型も含む2016年の地震リスク

The Geysersの位置図Global Geothermal Newsより

しかし、何処を見ても、地震の発生に関しては「断層を刺激するから、地震が起きるという断層地震発生説」しか載っていません。
たとえば次のような説明です。

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Why are there so many earthquakes in the Geysers area in Northern California?

Seismicity at The Geysers was poorly documented when power generation commenced in the 1960's, but since 1975 high-quality seismic monitoring data has been available, and it has been demonstrated that increased steam production and fluid injection correlates positively with changes in earthquake activity.

Seismologists have proposed several mechanisms to explain why earthquakes are being induced. The operators of the geothermal field are withdrawing mass (steam boiled from water) and heat, both of which cause the surrounding rock to contract, which in turn can induce earthquakes as a result of the contractional stresses. In addition, the operators condense the extracted steam and flow the water back into the steam reservoir at depths of one to three km in order to extend the life of the field.

Furthermore, reclaimed water from nearby Lake County and Santa Rosa is pumped to The Geysers and flowed into the steam reservoir. The condensed steam and reclaimed water is cold, whereas the rock is hot, and it appears that this thermal contrast is a significant factor in inducing the earthquakes. It is also possible that the hydraulic pressure of the injected fluid finds its way into faults and facilitates fracturing due to increased fluid pressures.

To date, the largest quake recorded at The Geysers is approximately M4.5. It is possible that a magnitude 5 could occur, but larger earthquakes are thought to be unlikely. In order for a larger earthquake to occur, it is necessary that a large fault exist.

For example, the 1906 magnitude (M) 7.8 San Francisco earthquake ruptured nearly 300 miles of the San Andreas Fault. At The Geysers no such continuous fault is known to exist. Rather, there are numerous small fractures in the rock located near the many steam and injection wells. The activities described above result in local stress changes which, when added to the prevailing regional tectonic stresses, induce the quakes on these small faults.

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英語版のWikipediaでは次のように解説しています。一部Seismicityの部分をGoogle翻訳で訳してみました。

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Seismicity

ローレンス・バークレー国立研究所の地球科学部門によると、地熱エネルギーを得るためにガイザーズ一帯を使用する前は地震活動は非常に低かったが、これは地域の地震の検知器設置が低いためかもしれない。

1969年以前には、Geysers周辺の約70平方マイル(180平方キロ)の地域で、米国地質調査所(USGS)によって記録されたマグニチュード2以上の地震はなかった。調査によると、Geysers地帯に水を注入すると、マグニチュード0.5から3.0の地震が発生するが、1973年には4.6が発生し、その後マグニチュード4の地震が増加した。

地震の数が大幅に増加しても、時間の経過と共に蒸気の噴射率が増加しても、マグニチュード3の地震の割合は1980年代から比較的変化していない。 2014年1月12日にGeysers付近で発生したマグニチュード4.5の地震と2016年12月14日のマグニチュード5.0地震があり、地元住民の恐怖が増加したが、近くに断層や破損がないため、間欠泉で大きな地震が発生することはほとんどありません

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アメリカでは地熱発電の利用やシェールガスの採掘以降に地震が急激に増加していますが、その原因の把握が進んでいないために、多くの住民が苦労をさせられています。

地震は熱解離によって発生する水素と酸素の爆発現象である。

An earthquake is an explosion phenomenon of hydrogen and oxygen
generated by thermal dissociation.

地震科学の無知に起因する発電技術の不備がグアテマラや、インドネシア、フィリピンなどの後進国で、かつ「地熱資源保有国」において、人為的災害を多発させている可能性に目を向ける必要があります。

ハワイの熔岩噴出災害も地熱発電所の操業に関係があると私は見ています。([2790]など参照)

それはアメリカ本国自体にも「地盤沈下」という問題を投げかけています。カリフォルニアが60cmも地盤沈下したというニュースがありました。このままの無知が続けばもっと大きな災害に見舞われるでしょう。

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カリフォルニアが沈む!「60cmの地盤沈下」人工衛星が観測
ハザードラボ 2017年3月20日 06時00分


米国西海岸のサンホアキン・バレー周辺の地盤沈下を示した地図。
黄色い場所ほど、地盤の沈み込みが深刻だという。
コーコラン周辺では、1年4カ月で60センチ近くの地盤沈下があった.
(NASA Earth Observatory)

米カリフォルニア州サンフランシスコの東に位置するサンホアキン・バレー周辺では、1年余りの間に地盤沈下が60センチ近く進んでいる事実を、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)が明らかにした。

 JPLは、ヨーロッパの地球観測衛星「センチネル1号」がセントラル・バレー上空で観測した地殻変動データを分析。その結果、サクラメント・バレーからサンホアキン・バレーにかけて各地で、大規模な地盤沈下が起きている事実を突き止めた

 報告によると、2015年5月から2016年9月にかけての1年4カ月間で、サンホアキン・バレーのコーコランでは、地盤沈下の深さが56センチに達した。また、エル・ニドでは、直径97キロの範囲内で深さ40センチの地盤沈下が起きていることがわかった。

 サンフランシスコやロサンゼルスなどの大都市が並ぶカリフォルニア州中央部は、北のサクラメント・バレーから南のサンホアキン・バレーまで、緩やかな谷状の地形が南北に伸びる。この一帯で地盤沈下が相次いでいる理由について、JPLのキャスリン・ジョーンズ研究員は、長引く干ばつの影響で、各地で大量の地下水を集中的に組み上げたことで、地下水を貯めていたスペースが空洞化した可能性が高いと指摘している。

 米地質調査所(USGS)によると、サンフランシスコ近郊のガイザーズでは、地熱発電の際に利用する地下水の汲み上げが原因とみられる地震が相次いでいるほか、メキシコと国境を接するアリゾナ州でも、地盤沈下とみられる深い地割れが何キロにもわたって伸びる被害が報告されている。

 専門家は、「地盤が沈下すると自然には元には戻らないため、建物や道路、運河などのインフラに損害を与えるばかりでなく、地下水をためるスペースが減り、河川の氾濫などの水害リスクが高まる」として、警告を発している。

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21世紀の自然科学はプレートテクトニクス理論や断層地震説を放棄し、革命的に変革しないと、人為的災害で社会が滅ぶことになるかもしれません。

地震爆発論に目を向けてください。

フンボルトが直感的に見抜いたように、
基本的には火山噴火も地震爆発も同じ化学反応です。

As Humboldt looked intuitively,
Basically both volcanic eruption and earthquake explosion are the same chemical explosion reaction.

2795
Date: 2018-06-08 (Fri)
ハワイ島の噴火災害は地熱発電所の建設後に多くなった
ハワイの噴火はカポホ湾を消滅させ、島の形を変えるほどの勢いのようです。

現地に住む写真家の声を読売新聞が報じていますので、抜粋して紹介しますが、このような噴火は2000年以前、つまり地熱発電所を操業する前には無かったようです。

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火山噴火のハワイ島、住民が溶岩より恐れるものとは
6/8(金) 7:13配信 読売新聞

 米ハワイ島のキラウエア火山で5月初めに発生した火山活動は現在も続き、赤みを帯びた溶岩が流れる様子が世界中で報道されている。その 凄(すさ)まじい光景に観光客は激減。AP通信によると、ハワイ州の観光事業が被った経済的損失は5月23日までに1億6600万ドル(約183億円)に及んだと推定されるという。しかし、現場近くに住む写真家の石川結雨子さんは「本当に危険なのはごく一部の地域だけ。現地の人々は落ち着いている」と話し、むしろ、海外での過剰反応による“二次被害”を心配している。(聞き手・読売新聞メディア局編集部 中根靖明)

◆溶岩トンネルの亀裂から噴出

 ――溶岩流の噴出からもうすぐ一か月。現地の状況はどうでしょうか。「溶岩が海にまで到達した」という情報もありますが。

 最初に溶岩が噴出したのは、私が住んでいるアイナロアという地域から直線距離で約7キロ離れたレイラニエステーツ付近です。(地中を流れる)「噴火帯」が火口から(東向きに)通っていて、その亀裂から噴き出したのです。噴火帯は「イーストリフトゾーン」と呼ばれるのですが、こうした亀裂は現時点で24か所あります。現地時間の6月2日時点で、一番激しく溶岩が噴き出しているのもレイラニエステーツ付近の亀裂です。

 ただ、溶岩流には軌道があって、

一部、途中から“枝分かれ”したケースがありました。予想以上の規模に(溶岩流が)拡大した場所もありますが、ほぼ(米地質調査所の)予測通りに溶岩が流れています。

◆2014年にも今回のような噴火  ――こうした火山活動は、2000年代から頻繁に見られるようになったと言われていますね。

 私が引っ越してきたのは08年7月ですが、(当時は)すでに火山活動が活発化していました。直前の08年3月19日、キラウエア火山の「ハレマウマウ火口」が84年ぶりに噴火したのです。それ以前は火口近くまで近づけた時期もあったそうです。

 (その前の)86〜90年には、(レイラニエステーツから数キロ南西にある)カラパナの街にまで溶岩が流れる噴火がありました。  

――2014年にも噴火があり、その際も溶岩がよく似た動きをしたようですね。

 そうですね。今回よりも少し北を溶岩が流れましたが、同じ「プウオオ火口」から流れたという点で今回の噴火に近いです。ただ、当時の被害は限定的でした

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このように、PUNA地熱発電所を建設してから、熔岩の噴出災害は多くなっています。

ところで、ハワイの地熱発電の経緯を調べてみました。


PUNA地熱発電所に迫る溶岩

Hawaii Nature Explorersにハワイの地熱発電の経緯が以下のように載っていました。

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環境にやさしい地熱発電

ハワイ島プナ地区カポホは、キーラウエア火山の東側の裾にあります。ヒロから約21マイル(約33キロ)南です。この辺りは、キーラウエア山頂直下のマグマ溜まりから東側に向ってマグマが地下を移動する地盤の弱い地帯・リフトゾーン(Rift Zone)に位置するため、噴石丘や溶岩流があちこちに見られます。有史以前のものから、新しいものでは1960年のものまであります。1960年の噴火ではカポホ村全体が埋め尽くされてしまいました。

カポホには、Puna Geothermal Venture (PGV)と名の地熱発電所があります。1960年代から地熱発電1993年に電力生産が開始したこの地熱発電所は、2008年に15周年を迎えました。

Watch the PGV 15th Anniversary Celebration. Listen to Lt. Governor Aiona.

1881年にカラーカウア王はニューヨークのトーマス・エディソンを訪れて、ハワイの火山のエネルギーを利用することについて話し合ったそうです。当時は実現されませんでしたが、1960年代にハワイにおける地熱発電が注目され始め、1976にハワイで初めて地熱井が掘られました。現在約30メガワットの再生可能エネルギーがハワイ島の電力会社(Hawaii Electric Light Comany)に供給されています。これはハワイ島での需要の約20%です。

燃焼させることにより二酸化炭素を発生させる化石燃料を使わず、二酸化炭素の排出量が少ない地熱発電は、地球環境にやさしい発電です。

余談: カポホの下には今でもマグマが溜まっているところがあります。2005年に8300フィート{約2.5キロメートル)の深さの地熱井に、下から20フィート(約6メートル)マグマが上昇してきたそうです。ハワイの溶岩は玄武岩溶岩ですが、地熱井の中に入ってきたものは二酸化珪素を多く含んだ石英安山岩(dacite)だったそうです。
Star Bulletin December 22, 2008

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余談にあるシリカ成分の多い熔岩の話は[2785]、[2786]でも取り上げてあります。亀裂17からは他と違う安山岩質のマグマが噴出していますが、地中の熔岩は噴出熔岩と違い、水平方向には流動していない証拠でもあります。

カリフォルニアで地震が多発するようになったのも、The Geysersの建設以来ですし、ハワイで災害的な噴火が起きるようになったのも、PGVという地熱発電所の建設以降のようです。

いま、火山爆発の起こったバヌアツとか、ニューギニアとかでも地熱発電が行なわれていますが、「地震を起こす原因」「噴火が活発になる原因」などを詳細に把握してから、操業しないと大変なことになるのではないでしょうか。

今一度、「地球物理学」、とくに「地震のメカニズム」と「火山噴火のメカ二ズム」を見直して頂きたいと思います。

2796
Date: 2018-06-10 (Sun)
地熱発電ブームの後で多発する火山噴火災害
3日に爆発したグアテマラのフエゴ山は5日にも爆発を起こし、火砕流による死者が99名に増えました。行方不明者も200人を超える大災害となっています。近年までは、このような大規模な火砕流は起きていません。火砕流の知識の無い住民のなかには、興味本位で見物する人もあり、巻き込まれて命を落とす人も多数出ているようです。

2015年以降に噴火災害が増えていると以下のように報じられています。「2791」で紹介した地熱発電の影響が疑われるのではないでしょうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中米グアテマラ、火山噴火で3つの村が全滅。貧しい国を襲った大災害
2018年06月09日

フエゴ山は1970年代から噴火活動が観察されていた。しかし、2015年から噴火活動が活発になり、これまで42回の噴火が確認されていた。

 5月3日から始まった噴火活動の中でも、2回目の噴火はこれまでで最大規模のもので、3000万㎥に相当する噴火物が噴出されたという。しかし、フエゴ山の噴火が非常に致命的となっているのは噴火物が単なる溶岩ではなく、火砕流と呼ばれているもので、細かく砕けた石、灰、ガス、高温の空気などが一体となって排出されているということなのである。

 その為、火口から流出されると、地面との摩擦抵抗が少ないために流れるスピードが非常に速い。その速さは時速にして110〜320km! 渓谷のような斜面では、時速700kmまで到達するという。また、この構成物の特質から、温度も摂氏1000度になることもあるそうだ。この噴火の特質から容易に呼吸困難をもたらすことにもなる。

 フエゴ山のこれまでの小規模な噴火に慣れていた住民も大噴火となってから噴出される火砕流の流れるスピードに慣れておらず、逃げ遅れて高温の火砕流に飲み込まれて犠牲者になってしまったのである。好奇心から噴火の様子を見物していて逃げ遅れた者もいるそうだ

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この地熱発電所は、パカヤ山の北山麓にあり、会社のサイトAmatitlan Geothermal Power Plant Guatemalaを見ると2007年から創業を開始しているようです。[2791]の記事では3年後の2010年5月にパカヤ山も噴火しているそうです。

近年世界中で火山噴火が多発している状況と「反原発運動」の余波からくる地熱発電開発の状況とが符合しているようで、気に掛かります。

実はグアテマラから南に400キロの位置にニカラグアという国がありますが、ここでも地熱発電が積極的に利用されるようになって、サン・クリストバル火山が本年4月23日に大爆発を起こしています。

 ニカラグアでは二箇所に地熱発電所が建設されています。中央アメリカの地熱発電所のサイトには以下の図がありました。


パカヤ山だけでなく、フエゴ山の近くでも地熱発電が行われています。

中央アメリカには電力も十分でない後進国がおおいですが、だからといって地熱発電を多用して災害が起きるようでは何のための科学技術なのか、疑われてしまいます。

科学の進歩が意味を無くしてしまいます。

2797
Date: 2018-06-10 (Sun)
グアテマラのフエゴ山に続いてついにパカヤ山も噴火
地球の記録では、フエゴ山に続いてパカヤ山も噴火したことを報じています。

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(フエゴ山の噴火では)その後、時間と共に死者、行方不明者はどんどん増え、6月7日には、死者は 100名にのぼり、行方不明者は 200名を超えています。

あるいは、この数もまだ増えていく可能性があるようです。

死者の多くは溶岩流によるものだったと思われます。

救出活動は続いていますが、生存者の救出確率は極めて低くなっているようです。

このような状況となっているグアテマラですが、同国にある二つ目の火山が活動を開始したことが報じられています。

それは、グアテマラの首都グアテマラシティ近郊にあるパカヤ山という火山で、6月6日に噴火を起こしました。


6月6日 噴火したグアテマラ・パカヤ山の様子

パカヤ山はグアテマラの首都グアテマラシティから 30キロメートルの場所に位置しており、大きな被害を出しているフエゴ山とも比較的近い距離にあります。

フエゴ火山とパカヤ火山の位置
・Google Map

パカヤ山からグアテマラシティまで 30キロということですので、パカヤ山とフエゴ山の距離もおおよそ同じ程度のものといえそうです。

こうなってきますと、「連動して噴火しているのでは」という考えが出てきますが、6月6日、グアテマラの防災当局は、

「パカヤ火山の噴火は通常の範囲の活動であり、今回のフエゴ山の噴火とは関係はありません」

と動揺する市民たちに呼びかけました。

しかし、当局が「関係がない」と強調したとしても、この距離の火山で「3日間のうちに立て続けに噴火が起きる」ということになれば、まったく関係がないというように考えるのも、むしろ難しい感じがします。

このくらいの距離ですと、共有したマグマのエリアを持っていたとしても不思議ではないです。

いずれにしても、このふたつの火山の活動は現在も続いています。

これはグアテマラで出来事でありながら、実は環太平洋火山帯の火山全体、ある意味では「共有」しているということからも、他の国や地域の火山活動の動きとも関係がないとは言い切れないことなのかもしれません。

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今年に入って爆発したフィリピンのマヨン山(1月21日)爆発、バヌアツのアオーバ島(4月12日)などを調べていたら、パカヤ山まで噴火したということで驚きました。
地熱発電と火山噴火の関連性はもはや否定できないのではないでしょうか。

早急に火山学者が地熱発電の操業方法に問題があることを指摘しなければいけないのではないでしょうか。

このまま地熱発電を放置するのは危険である!

It is dangerous to leave geothermal power as it is!

2798 
Date: 2018-06-10 (Sun)
コスタリカでも地熱発電開始後に火山噴火が活発化している
ニカラグアの南にはコスタリカという国があります。
ここでも本年2月12日火山噴火が起きていますが、1994年に地熱発電が行なわれるようになってから火山噴火が活発化しています。[2796]の資料を見ると、次図に示すミラバレスの他に、2011年にもラスパイラスという地熱発電所が建設されているようです。

コスタリカのトゥリアルバ山とミラバレス地熱発電所の位置関係

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コスタリカ・トゥリアルバ山で噴火あいつぐ 火山学者が最接近!
2018年02月13日 11時10分

中米コスタリカで12日、首都近郊のトゥリアルバ山で噴火が相次ぎ、火山灰を含んだ大量の噴煙が今も飛散を続けている。

 コスタリカ国立大学火山観測所(OVISICORI-UNA)によると、トゥリアルバ山は今月に入ってから盛んに噴煙を放出していたが、現地時間12日早朝、大規模な爆発を起こした。
同国立地震ネットワークの火山学者、ギジェルモ・アルバラード(Guillermo Alvarado)博士は、「マグマからの熱で地下水が沸騰し、水蒸気が爆発的に発生した水蒸気爆発だ」として、ふもとの自治体に対し、火山灰や火山ガスによる健康被害に注意を呼びかけると共に、24時間体制で動向を監視している。  

首都サンホセから北東30キロに位置するトゥリアルバ山は、コスタリカでは2番目に高い標高3340メートル。2014年10月には、過去150年間で最大規模の大噴火が発生し、それ以降も毎年大きな噴火が起こっている。

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Miraballes地熱発電所は1994年から、発電を開始し、2000年までに4基(33本の井戸)の設備が導入されています。

Wikiによると、地熱発電を行う前の最後の大きな噴火は1856年で、導入後は2005年から活動が継続し、2014年の噴火は150年で最大規模、とあります。

また、昨年10月には三つの火山が同時に噴火しています。環太平洋火山帯での火山活動が激しくなっていますが、地熱発電との関連性を探求するべきです。

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中米コスタリカ 3つの火山が同時爆発!首都サンホセから30km

2017年10月04日 11時07分


トゥリアルバ火山
コスタリカの首都サンホセ近郊のトゥリアルバ山が噴火。手前の登山道もはっきり見える(@thewaterfalltrail)

 中米コスタリカでは3日、首都近郊のトゥリアルバ山をはじめ、ポアス山とリンコン・デ・ラ・ビエハ山の3火山が、ほぼ同時に噴火した。

 コスタリカ国立大学火山観測所(OVSICORI-UNA)によると、トゥリアルバ山は今月に入ってから活発な噴火活動が観測されていたが、現地時間3日午前7時ごろ、再び爆発し、茶色い噴煙が高さ1000メートル上空に到達。

 トゥリアルバ山は、首都サンホセから北東へわずか30キロほどに位置する、同国内では2番目に高い標高3340メートル。今回の噴火では南東の風に運ばれて、広い範囲に硫化水素の匂いが拡散したという。  この日は、トゥリアルバ山からは40キロ、首都からは北西に20キロの位置にあるポアス山も噴火したほか、ニカラグアとの国境に近い同国北西部のリンコン・デ・ラ・ビエハ山でも、現地時間午後2時45分ごろ、爆発が起こり、火山灰を含む噴煙が1500メートル上空に立ち上るようすが観測された。

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中央アメリカでは火山噴火が激しくなっていますが、どの火山にも近隣に地熱発電所があることがわかります。

実はフィリピンのマヨン山(2018年1月21日噴火)、インドネシアのシナブン山(2018年4月6日噴火)霧島連山(2018年4月22日噴火)、などにも、地熱発電所が数十キロ内に存在します。

地下の液体や気体を吸い上げたり押し込んだりすることは、トコロテン式(人為的)に物質を移動させることを意味し、「熱解離」という現象を起こします。
これは「水素のDetnation」を起こすことになって大変危険なもの、火山や地震の原因になることを気付かないと、地球規模の異変をもたらしてしまいます。

これほどたくさんの事象が起きているのに、地球物理学者は気付かないのでしょうか。

気付いたら、行動を起こしてほしいものです。

2799
Date: 2018-06-10 (Sun)
霧島連山の新燃岳、硫黄山の噴火を火山学者は何故問題視しないのか
日本でも3月6日に霧島連山の新燃岳が、4月19日には硫黄山が250年ぶりに噴火しました。

しかし、近くにある大霧地熱発電所や、霧島国際ホテル地熱発電所との関連を問う話題は何も報道されません。世界中でこれだけ多くの火山噴火が地熱発電所の近くで起きているのに、火山学者、地震学者あるいは関連する機関の人たちは違和感を抱かないのでしょうか

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新燃岳、爆発的噴火 7年ぶり 噴石に警戒呼びかけ
2018年3月6日20時44分

 宮崎・鹿児島県境にある霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)で6日午後2時半ごろ、爆発的噴火が発生した。気象庁によると、爆発的噴火は2011年3月以来7年ぶり。上空からの観測では火口内の東側で新たな溶岩が見つかり、専門家は「溶岩ドームができている」と指摘した。気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を継続し、火口から3キロ以内で大きな噴石への警戒を呼びかけている。  

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霧島連山の硫黄山、250年ぶり噴火 警戒レベル3に
2018年4月19日17時30分

気象庁によると、霧島連山のえびの高原・硫黄山(宮崎県えびの市)が19日午後3時39分ごろ噴火した。気象庁は、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。硫黄山からおおむね2キロの範囲で火砕流や大きな噴石に注意するようよびかけている。硫黄山の噴火は1768年以来250年ぶりである。

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大霧地熱発電所は九州電力が1996年3月に霧島市に設置したものです。
九州では、大岳発電所、八丁原発電所、山川発電所についで4番目、全国では10番目の地熱発電所だそうです。

大霧地熱発電所の地質構造解説図では不透水層の下に断裂型の独立した地熱貯留槽があることになっています。

大霧地域を含む霧島火山帯は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む火山フロントに位置し、
北北東〜南南西に延びる幅約20kmの鹿児島地溝の北端に位置しています。

解説にあるように断裂型貯留層が、独立して存在しているとしても、火山内部の熱による水の解離(酸素と水素に分離)の状態は、熱水の吸い上げによって不安定になることは避けられません。

「自由噴出蒸気」の利用以外の方法で強制的に吸い上げることは大変に危険であると思います。

地下のバランス(圧力と熱と解離度の平衡性)を崩せば、それが噴火の引き金になることは十分に考えられます

地熱発電所を開設してから、何十年ぶりに噴火したとかいうのは、自由噴出蒸気以外の「圧入・吸引」による方法で蒸気を生産しているからでしょう。

日本でも、災害が発生しないうちに、地熱発電の再考をお願いしたいものです。本当はすでに熊本地震(八丁原発電所[2360]など参照)も、鳥取地震(湯梨浜発電所[2354]など参照)も人為的に起してしまった可能性があるはずです。
また、勿論のことですが、解説にあるプレート論をベースにした分析は正しくありません。

追記:

Wikiにもあるように、地熱発電によって地震が起きる理屈が地震学者にまったく認識・理解されていません。“大きな地震を起こしたことはない”という認識は危険なことです。

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地震の誘発(Wikiより)

地下との熱水の出入りにより微小な地震が発生することがある。ただし、通常は高感度な地震計でしか感知できないような無感地震である。また、大規模な地震を誘発させた例もない

小規模地震が多発した例としてはスイスのバーゼルにおける地熱発電では、2006年から開発がすすめられたが、M3クラスの地震が頻繁に発生して家屋や建物に約700 万スイスフランの被害を及ぼし、調査の結果、開発を続行した場合、最大M4.5 程度の地震の誘発が起こり得ることが指摘されたため2009年に開発中止になった。

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現在の認識・理解で地熱発電を継続するべきではない!
火山噴火や、地震を誘発し危険である。(地震爆発論学会)

Geothermal power generation should not be continued
with current recognition and understanding!
There is a danger of inducing volcanic eruption and artificial earthquakes.
(Society of Earthquake Detonation Theory)

火山噴火、爆発というニュースが多い。M8級巨大地震が近いのかも。 より

•2018-01-05:パプアニューギニア・カドバー島、噴火 •2018-01-21:フィリピン・マヨン山、噴火
2018-02-19:インドネシア、シナブン山噴火
•2018-03-01:霧島連山・新燃岳、噴火 2018-03-30:バヌアツアオーバ島マナロ山大噴火
2018-04-01:インドネシアジャワ島・ディエン高原、水蒸気爆発
2018-04-06:インドネシアスマトラ島・シナブン山、大規模噴火
•2018-04-06:チリ・ネバドス・デ・チジャン山、噴火警戒レベル引き上げ
•2018-04-09:ハワイ・キラウエア火山、爆発
•2018-04-12:南太平洋バヌアツ・アオーバ島、大規模爆発
2018-04-16:スウェーデン沖海底噴火
•2018-04-19:霧島連山・硫黄山、噴火
•2018-04-22:草津・白根山、噴火警戒レベル2
•2018-04-23:ニカラグア・サン・クリストバル山、大爆発
2018-04-25:カムチャツカ半島・クリュチェフスカヤ山、大爆発
•2018-04-26:桜島・南岳、爆発的噴火
•2018-04-27:インドネシアジャワ島・ムラピ山、噴火
•2018-04-28:カムチャツカ半島・カリムスキー山、噴火
•2018-04-28:インド洋レユニオン島・フルネーズ火山、噴火

2800 
Date: 2018-06-11 (Mon)
キラウエアやシナブンの噴火は「無知を知れ」という警告ではないだろうか
シナブン山に近接するシバヤク地熱発電所(シバヤク山の山麓)は1997年に運転が開始されています。(インドネシアの地熱発電・歴史


シナブン山とシバヤク地熱発電所の位置関係

一方、シナブン山は2010年に、有史以来初めて(400年ぶりとも)噴火を起こし、その後噴火活動が活発化しています。 そして、2018年2月に火砕流を起こし、沈静化するかと思えた4月6日には過去最大の噴火と、火砕流が発生しました。


シナブン山の噴火による大火砕流

Wikiから紹介します。

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シナブン山 シナブン山(Gunung Sinabung)は、インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にある標高2,460mの活火山。世界最大のカルデラ湖であるトバ湖の北40kmにあり、安山岩・デイサイトを噴出した。 2010年8月に有史以来初めての水蒸気爆発を起こし、2013年9月より噴火活動を活発化させ、溶岩流・火砕流が断続的に発生した。2014年2月1日には火砕流によって住民16名が犠牲となった。

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Youtubeには2月19日に発生した火砕流を監視カメラが捉えた動画があります。

4月6日の噴火についても紹介する動画があります。

シバヤクの地熱発電所は12MWという小規模なものですが、それでも、これほど大きな噴火災害を誘発する危険性を認識しないといけないと思います。

フンボルトは中南米の火山噴火と地震の関係をつぶさに観察し「火山は巨大地震の安全弁である」という認識を持っていました。強固な地殻の下部で起きる爆発的化学反応を噴火口という安全弁で圧力を逃すことによって、巨大な爆発を回避している、という認識です。

フンボルトは火山のある近くには巨大な地震は起こらないとみていました。しかし、溶岩流や火砕流、火山灰による被害などは地震被害にも劣らないものがあります。

したがって、火山は地震に関しては安全弁でありますが、火山を人為的に噴火させるような愚かなことは絶対に避けなければなりません。地熱発電や二酸化炭素の貯留等の作業によって、地殻内部の平衡(圧力と温度と水の解離度の間の関係)を注意深く監視しながら創業する必要があります。

たとえて見れば、火山は頑丈なボイラーに腐食による弱点があるようなものです。自然現象の火山を補強は出来ませんから、知恵を使ってボイラーが破れないように、爆発しないように、調節しながら使うしかないと思います。

そうした基本的な「水の解離現象」を探求する前に、「商業発電」にまで持ち込んで、人類は愚かな人為災害を作り出してしまっているのではないでしょうか。

キラウエアでは、安全弁が作動しない状況下でM6.9という大きな地震を(日本の複数の地震のように)人為的に起し、断層という亀裂を造ってしまった可能性があります。もともとリフトバレーで弱い地帯ですが、熔岩を噴出させてしまいました。

デンバーの地震事故の原因を学ばず、「断層が動くことが地震である」という因果関係を逆にした断層理論のまま、対策を講じてこなかった人類の「不勉強さ」を地球の主治医は叱っているのかもしれません。

今年に入って多発する火山噴火は人類に「無知」の警告を発しているように思えます。

2801 
Date: 2018-06-12 (Tue)
環太平洋火山帯の地震・火山噴火に関する根本的な知識革命を推進しよう
英国のエキスプレスの報道では、環太平洋火山帯の火山噴火はハワイより「爆発的」だとして、カリフォルニアでの複数の火山爆発を警告しています。

In Deepの記事から一部転載させて頂きます。

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米国カリフォルニア州に噴火発生の警告 : 環太平洋火山帯の火山はハワイより「爆発的」だという
express.co.uk 2018/05/13

ハワイでキラウエア火山の噴火による被害が拡大する中、地質学者たちは、次はカリフォルニア州で爆発的な噴火が起きる可能性があると警告している

アメリカの地質学者たちは、カリフォルニアが爆発的な火山噴火の次の発生地点となる可能性があると警告しており、カリフォルニアの3つの火山が爆発する危険性が非常に高いという。(3山とその他の山との位置関係は次図に示す)

カリフォルニア州は「環太平洋火山帯(Ring of Fire)」と呼ばれている火山の密集する地帯に位置しており、科学者たちは現在、カリフォルニア州の火山噴火は、「まもなくだ」だと予測して警告している。環太平洋火山帯は、太平洋沿岸の海岸での地震と火山活動を担う

これは、ハワイのキラウエア火山の突然の噴火に続くものとなり、早ければ、今週中にカリフォルニアにおいて爆発的噴火を起こす可能性があるという。

カリフォルニア火山観測所(CVO)は、州の 19の火山のうち 7つが非常に高い噴火のリスクにさらされていることを明らかにしている。
地質学者たちにより「非常に高い脅威」というリスクに分類された火山は、カリフォルニア州のラッセン火山、ロング・バレー・カルデラ、シャスタ山などだ。

カリフォルニア火山観測所によれば、これらのカリフォルニアの火山は、より破壊的な爆発噴火の可能性を持つ火山であるため、ハワイの火山よりも危険だという。 カリフォルニア州地質調査所のティム・マックリンク(Tim McCrink)氏は次のように説明している。

「私たちは、これらの火山の噴火はセント・ヘレンズ山の噴火のようなものになると予測しています。そして、より爆発的な噴火になるだろうと。それが起きた場合、多くの塵とガス、そして火山岩が大気中に流入することになります」

カリフォルニア火山観測所のマーガレット・マンガン博士(Dr Margaret Mangan)は次のように述べている。「カリフォルニアは地震州であるだけでなく、火山州でもあります」

アメリカの地質学者である、ブライアン・ハウスバック博士(Dr Brian Hausback)は、アメリカ CBS ニュースに以下のように述べている。

「これらの火山のうちのどれでも、仮に噴火を起こした場合、それは世界の注目を集める事象となると思われます。なぜなら、これらの地域には人口が多く、発電所などのインフラが多い。そして、この地域の航空交通量がとても高いために、影響が大きくなる可能性があるのです」

そして、「火山の噴火を止める方法はありません。近いうちにこれらの火山のうちの 1つが噴火する可能性が高いと考えられます」と述べた。

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カリフォルニアでは、世界最大規模の地熱発電を行なっていて、地震の被災確率も[2794]に示すように高くなっています。
しかしエキスプレスの報道には、地熱発電の危険性には何も触れていません。アメリカには人災型の地震という認識もあるようですが、何故地熱発電が人災型地震を起こすのかという理解はありません。発電所などのインフラが多いとしていますが、そのインフラが地震や火山噴火を人為的に起こしているという認識がありません。

火山帯での災害で忘れていけないのはメキシコの地震やポポカテペトル山の噴火災害です。また地割れも大きなものが発生しています。こうした災害が、やがてカリフォルニアにも起きる可能性があります。

イエローストーン公園の間欠泉の蒸気噴出が頻度を増しているというのも、ボイラーのような地下空間に対して、地熱発電という人為的な細工をしているからであろうと推定されます。


メキシコの地熱発電所とポポカテペトル山の位置関係

メキシコではポポカテペトル山の東西に地熱発電所があります。そして昨年9月19日の大地震([2584]参照)では震源付近のメキシコシティ近郊に長さ400メートルの巨大な亀裂が発生しています。
浅い場所にマグマがあればキラウエアのように熔岩が噴出してもおかしくないような状況です。

このように中南米、メキシコ、カリフォルニアと環太平洋火山帯での地熱利用による人為的な地震・火山災害の発生は疑問の余地が無いと思います。

幸い日本では、火山地帯はたいていの場合国立公園になっていて、環境保護の立場から、地熱発電の建設が抑えられてきましたが、原発への不安感がひろがって、その規制を緩めようという気運があります。

[2799]にも述べましたが、現在の認識・理解で地熱発電を進めることは危険であると考えています。

アメリカでも、地震や噴火の本質的な理解が進んでいませんので、セントヘレンズのような大きな災害が起きる前に「地球物理学の革命」をやってもらいたいものです。

参考: ・日本で地熱発電が進まないのはなぜ? ・[2748]韓国浦項地震の原因は地熱発電



水は高熱で水素と酸素に解離する
解離した気体は水素爆発を起す
これが地震であり、噴火の原因である
よって、流体を地下に圧入することは
人為的に地震や噴火を誘発する危険な行為である



Water dissociates into hydrogen and oxygen with high heat.
Dissociated gas causes hydrogen explosion.
This is an earthquake and the cause of the eruption.
Therefore, the act of injecting a fluid underground is a dangerous act of inducing an earthquake or eruption artificially.

(地震爆発論学会)
(Society of Earthquake Detonation Theory)

2802 
Date: 2018-06-13 (Wed)
日本はアジアの盟主になって欲しいと期待されている
昨日の米朝首脳会談の結果は、日本人には「なんだ、やっぱり今までと同じ北の「時間稼ぎ作戦」に嵌っただけか」「また北に騙されるだけだ」という期待外れの空気があるようです。

敢えて良かった点をあげるとすれば「日本は自分の力で解決できる力を持つチャンス」ということかもしれません。

アメリカ人3人が簡単に帰国できたのに、日本人は何十年も帰国できません。国家に「腕力」が無いということが、「国民を守れない」ということを示しています。

トランプさんの本心は「北の体制を変えるのは3日でOK」しかしそれでは、日本はこのまま「腕力なし」である。それではアジアの盟主になれない。だから、「何とかこの機会に「腕力」をつけよ、しっかりせよ」と言っているのかもしれません。

良心のあるアジアの国々、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどは、アジアの盟主は日本であってほしいと思っています。日本の腕力が強くなって、地域を守って欲しいと願っているのも確かなことです。

参考:

ベトナムで大規模な反中デモ フィリピン・マレーシア・インドネシアでも反中姿勢強まる

2803 
Date: 2018-06-14 (Thu)
プレート論や断層地震説に拘束されて原理主義者になっている地震・火山学者
[2801]の参考で紹介した韓国の浦項地震について、アメリカの科学振興協会が、地熱発電の原因説を報じていますが、水の圧入によって断層を滑り易くした、という認識しかありません。水素ガスの爆発による地震現象という見方はまったく見られません。

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マグニチュード5.4の浦項地震は地熱発電と関係があるのか
American Association for the Advancement of Science

別個の2つの研究報告で、韓国南部の地熱発電所近くで昨年発生したマグニチュード5.4の浦項地震は地熱発電所での水の注入による誘発地震だと考えられるという結論が出された。 地熱増産システム(EGS)発電所の作業 ―― 地下への大量の水の注入 ―― がさらに小規模な地震に関与してきた中、2017年の地震はそのマグニチュードから、EGS発電所による誘発地震の中で最大規模のものになると思われる。

浦項地震は韓国南部で1905年に地震計が初めて設置されて以降最も被害の大きな地震であった。2017年11月の地震発生後、その地震が近くの地熱発電所のある場所での作業によって引き起こされたものかどうかの評価が始まった。そこでは2016年から何千立方メートルもの水が高圧で注入されていた。誘発地震は、地熱発電ではなく、石油とガスの採取が行われるオクラホマのような地域では明確に実証されているが、地熱発電がマグニチュード3.4をかなり上回る地震活動を引き起こすとは考えられていなかった。

Kwang-Hee Kimらは今回、韓国南部の地熱発電所での水の注入と浦項地震の関係を明らかにすべく、これらの関係をより詳しく分析できるように局部地震目録を作成した。そして浦項地震周辺の前震と余震についての分析データも合わせて考察し、浦項地震はおそらく、だがほぼ確実に非常に大きな応力を受けた地下断層帯に水が直接注入されたことによって引き起こされたと述べている。加えて、その注入水量を基に、理論的に予測されるより場合によってはかなり少ない量の水の注入でも比較的大規模な地震が起こり得るとしている。

この地震が誘発地震であった可能性を調査した2つ目の論文では、Francesco Grigoliらも、基にしたのは衛星を利用した情報と様々な地震観測を含む種々のデータセットではあるが、おそらく誘発地震だと結論を述べている。さらにGrigoliらは、2017年の地震で静的応力がさらに広く周辺断層に伝播し、この地域の地震の危険性がさらに拡大する可能性があると付け加えている。今回の2つの研究が示したように2017年の浦項地震が実際に誘発されたものであったならば、この地震は地熱エネルギー開発が引き起こした史上最大の地震になる。

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また、環太平洋火山帯で火山噴火が多発している件に関しても、プレートテクトニクスによる解釈、つまり、プレートの潜り込みによって火山が誕生するのであり、「環太平洋火山帯」とか「Ring-of-Fire」という言葉は読者を惑わすものだとして、否定する空気があります。

テクトニクス教原理主義とも思われるような妄信であり、キラウエアもフエゴも、そしてパカヤもシナブンも解離ガス(水素と酸素)の水素爆発である可能性から「無知」、「目にうろこ」の状態にあります。

学会全体の認識かどうかは知りませんが、「宏観亭見聞録」のブログ主が翻訳し、紹介されている過激な意見を紹介します。

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No, the “Ring of Fire” is Not a Real Thing
By Erik Klemetti | January 26, 2018 8:49 am


The so-called “Ring of Fire”. It doesn’t mean much, geologically-speaking. Wikipedia.

たしかに、太平洋の縁に沿ってたくさんの地質構造上の境界が存在しています。太平洋は、複数の海洋プレートを敷き詰めた巨大な海洋です。それらの海洋プレートは、多くの大陸や他の海洋プレートと相互に影響し合っています。しかし、チリの出来事がカリフォルニアや日本やニュージーランドの出来事を実際に変化させるわけではありません。テクトニクスはそのようには作用しないのです。テクトニクスのスケールは非常に大きいのです。ですから、フィリピンにあるマヨン山が噴火したからといって、それが日本の草津で噴火を引き起こしたり、アラスカの地震のきっかけになることはありません。それらの事象は直接関連し合っているわけではないのです(同一のプレート内であってもです!)。

現在、私たちが目の当たりにしている「環太平洋火山帯がどんどん活発化している」という類いのニュース記事の盛り上がりは地質学的な現象ではなく、むしろ人間の性質が関係しているのです ―― ある出来事が注目を集める、するとこれまであまり報道されていなかった事柄(複数)が突然報道されるようになる、なぜならそれらは私たちの心の中で関連づけられるから。そしてブームが起き、「環太平洋火山帯がすごいことになりそうだ」となってしまいます。

地質学的なプロセスはいつもと変わらず進行しています。今、私たちは火山噴火や地震などの出来事の集中的発生を目撃しているのかも知れないし、そうではないかも知れません(実際の統計を見る必要があります。わかりますね、データです)。先週、私たちはまだ環太平洋火山帯のことでパニックに陥っていませんでした。その時から地球には何の変化も起きていないのです

とにかく、「環太平洋火山帯」は私がほんとうに嫌いな言葉です。なぜなら、火山噴火や地震がなぜ起こるのかをよく理解する上でまったく役に立たないからです。地球上には、環太平洋火山帯以外にも多数の火山があります。地震も、いたる所で発生しています。「環太平洋火山帯」という言葉は、ある地域で起きる地震や火山活動の地質学的背景を調べたり理解したりしたくない、面倒はいやだ、というときに使われる言い訳に過ぎないのです。

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紹介しているブログ主の言葉には、

「そのような記事を苦々しく思っている専門家は多いわけで、ツイッターやブログなどで批判や反論をしています(海外ではよく見かけるのですが、日本の専門家は、雑誌などのトンデモ記事に対して「沈黙は金」とばかりに黙殺することがほとんどです)。」

とありますが、「日本の専門家は、雑誌などのトンデモ記事に対して「沈黙は金」とばかりに黙殺することがほとんど」というのは、反論できないからではないでしょうか。 そのブログ主も以前地震爆発論の立場からの質問には無回答、沈黙でした。

公開質問状にも、だれも回答を送って来ませんし、ネット上では、議論中に退場してしまう卑怯な姿勢が目立ちます。

地震爆発論に関しいて疑問点があれば、匿名じゃなく、名前を名乗って、質問していただければと思っています。

2804
Date: 2018-06-14 (Thu)
北朝鮮の開国につながる歴史的米朝首脳会談
金正恩の妹である北朝鮮の実質的No.2の守護霊霊言「金与正の守護霊霊言」を聞いてきました。目からうろこが落ちました。

ネット上ではトランプたたきが激しいようですが、真相はまったく違うと思います。正恩と与正の兄妹に北朝鮮の「開国」をやらせようというトランプ氏の親心のようなものを感じました。

「トランプ大統領はやってはいけないことした」パックンも米朝首脳会談に怒り
2018年6月14日 15時52分 AbemaTIMES


将来赤恥をかくと推定されるパックン

アベマテレビでも、トランプ大統領の会談での行動に怒りの声が上がっています。学歴が高いはずのパックンでも見当違いをしています。マスコミの見方は“浅い”と言わざるをえません。

宮澤エマ([2554]でもコメントしている女性かな?)は「トランプ大統領のTwitterを見て、アメリカ大統領の言葉というのはこんなに軽いものだったのかと思っていたが、今回の会談で存在自体も軽くなったと感じざるを得ない」とコメントしています。
彼女などの声を取り上げるマスコミはやっぱりゴミだ・・・と後で、言われるでしょう。

また、保守派の宮家邦彦氏も今回は誤解が激しいです。

日勢力を斬る

「事実上、非核化の進展は望めなくなった。
 ボクシングに例えれば、第1ラウンドは北朝鮮の粘り勝ちだ。第2ラウンド以降も逆転の可能性は少ない。北朝鮮は非核化に向けた取り組みで時間稼ぎに成功した上、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は国際的評価を上げ、米国から体制保証も得た。
 一方、トランプ米大統領は「歴史的会談のための会談」という見せ物で国際的関心を集めたが、米国が得たものは少ない。外交交渉としては驚くほど稚拙で、交渉の達人ではなく、興行の達人だったということだ。」

いつになく、気色張っていますが、無理も無いと思います。「見通せた人はいない」のでしょうね。

郷里のグループの掲示板にも同じような論調で「一回戦は正恩の勝ち」という見方の書き込みがありましたので、以下のように書き込んでおきました。

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一回戦は 正恩の勝ち ・・・と見せかけるトランプの手腕

正恩の勝ち・・・と見せかけるトランプ氏の手腕という見方もあります。

先軍政治を今すぐに変えることは、軍幹部の抵抗で不可能に近い。

そこで”体制保持”を約束して、若い正恩に時間をかけて変革(「開国」)の機会をあたえる。

本当は北の敗戦です。しかし、そうとは見せかけない・・。

さすれば、軍、国民からの支持も得られやすい・・・・という見方です。

No.2にのし上がった妹の与正の方が正恩よりも頭がよくて、近代化への意思もあるようです。

彼女がトランプの心を捉え、「開国」への道をリードするようです・・・よ。

大阪で育った母親から、日本文化の影響も受けているそうですし、日本への親和性を持っています。

日本の明治維新のような開国が進むと良いですね。

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今回の首脳会談でトランプ大統領を指導をしていた霊人はトランプ氏が心酔したノーマン・ビンセント・ピール師だったそうです。

確かに政治家・経済人の発想を越えて宗教的な雰囲気の姿勢ですね。

日本は「2802]にあるように、アジアの盟主になるべく自助努力しなければいけないでしょう。

中華思想を超える立国の精神「日本精神」を発揮できる実力を持つべきです。

願わくば、一年後に「あの会談は失敗だった」とトランプ氏が言わないような展開になって欲しいものです。

参考:「世界の潮流はこうなる」より

「中国が軍事的攻勢をかけてくればくるほど、中国の意図に反して、アジアの諸国から、『日本には、中国と十分に対抗できるような国になってもらいたい。そして、自分たちを護ってほしい』という希望が出てくるでしょう。(中略)

その基礎にあるのは、実は、日本の経済的発展・繁栄であり、この国に新しく起きてくるところの思想的な高み、理想でありましょう。私は、こうしたものが、実は、世界を治めていくものだと思っています。

ですから、日本の、経済的な発展・繁栄が、また、新しい思想的な高みや理想というものが、東南アジア、中国や朝鮮半島、そして、オーストラリアにまで広がっていってほしいと願っています」

2805 
Date: 2018-06-15 (Fri)
「断層地震説」の間違いを何時まで放置しておくのか?
日米ともに地震学者は「断層地震説」を信奉しています。「断層が急激に動くことが地震である」と信じています。地震爆発論から見ると因果関係がまったく逆転していますが、何故そんなことが信じられるのか不思議です。

USGSに載っている地震発生のメカニズムは、以下のようになっています。

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What is an earthquake and what causes them to happen?

An earthquake is caused by a sudden slip on a fault. The tectonic plates are always slowly moving, but they get stuck at their edges due to friction. When the stress on the edge overcomes the friction, there is an earthquake that releases energy in waves that travel through the earth's crust and cause the shaking that we feel.

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An earthquake is caused by a sudden slip on a fault.とありますが、faultが無ければ、地震は起きないのでしょうか?そんなことはありません。

Faultが存在しなくても地震は起きると地震学者も気象庁も述べています([2350][2352])。まったく新しくsudden slipがおきて断層になることもあるわけですから、USGSの解説は間違いと言わざるをえません。

さらに、StressがFrictionに打ち勝つと、エネルギーが波となって放出され地震になる、とありますが、そうだとすると、断層から離れた遠方でも「くい違い」は起きているはずです。しかし現実には後段に示すように断層の付近でしか「くい違い」は起きません。

次に日本の気象庁の解説を紹介します。

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地震発生のしくみ

地震が起こるのはなぜ?

地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。

では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。地 下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです

では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説 で説明されます。
プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごく わずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、 片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶ つかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。

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日米ともにプレートの動きに基づく変位が大きくなると、耐え切れなくなって、「バチンと千切れる、そのときに「くい違い」ができ、地震が発生する」([2781]参照)となっていますが、現実に発生する断層は次図に示すように断層の近辺でしか「くい違い」が起きません。


 断層地震説による断層と、実際に起きる断層の違い
「くい違い」は断層の近くでしか発生しない

現実の断層は「断層地震説」のようなものではありません。断層の近辺だけの変位ですから、あきらかに、断層地震説には矛盾があります

また、「くい違い」が地震の起きる原因だとすれば、「火山性の地震」というものは説明できません。キラウエアのM6.9地震が何故起きたのかは説明できません。

矛盾だらけの「断層地震説」をいつになったら捨てるのでしょうか。税金の無駄遣いは莫大なものになっていますが、国民は怒ったらどうでしょうか、何時まで間違いを許すのでしょうか。

地震学者は公開質問状に答えませんし、マスコミは黙殺権を行使しています。 「沈黙は金」だと放置しておいて良いのでしょうか。

地震爆発論によれば、近年の大きな地震のいくつかは、人為的なミスによるものですし、シェールガス採掘は人為的な地震を起こしていることになります。社会的な大問題です。

2806
Date: 2018-06-16 (Sat)
霊言の内容で動いている不思議な世界情勢
[2804]で金与正の守護霊霊言を聞いて目からうろこが落ちた話を紹介しましたが、今日の産経新聞にもう書籍の広告が載っていました。

広告文にある「兄・金正恩は負けました。北朝鮮は“無血開城”に向けて動き出します。」という文言はどこのメディアにも載っていない衝撃の言葉でした。

だから、世間には敗戦と見せかけないで、金正恩・与正の兄妹に国家の再建を託そうとするトランプ氏の親心のようなものを感じたわけです。

兄妹は一連の霊言集を読んでいるそうで、「トランプの霊言」「金正恩の霊言」もすべて情報として入っているそうです。

「金正恩vsトランプ」のまえがきで、大川総裁は「私からは北朝鮮が一日も早くミサイル開発や核開発をやめて、無血開城を受け入れることをお勧めするのみである」と書いています。

「文在寅vs金正恩」では「私の感じとしては、やはり、「最終的には北朝鮮は滅びる」と思います」と書いています。

こうした言葉を全て読んでいるそうで、日本国民一般よりも情報を集め、霊言集から大きな影響を受けていることが分かりました。

広告文には「トランプはすでに背後の中国に向けた手を打っている」とあります。

霊言を公開して「世界を指導する」という「神代の時代にあったような」([2777]参照)不思議な時代が始まっています。

それなのに、日本の文科省は「霊言という非科学的なものは認めない」という姿勢で幸福の科学大学構想を5年間も差し止めにしています。([2119]、{2120]など)
それも主たる教材として使用しているわけではないようです。ただ、当時の大臣に都合の悪い霊言を出されたという「うらみ」でやっているだけなのでしょう。

灯台の光は遠くでははっきり見えますが、近くではまぎれて光に見えないのでしょうね。

2807
Date: 2018-06-17 (Sun)
地震と火山噴火のメカニズムを区別するな、同じ爆発現象である
世界中で「断層地震説」が(原理主義者の信仰のように)信じられていますが、矛盾に関しては不問に付されています。

断層の矛盾を[2805]で紹介しましたが、火山性地震がなぜ起きるのかについても、曖昧な説明で、矛盾点が多くあります。

次図は昨日からの24時間の間に起きたキラウエア火山火口付近の震源分布を示したもので。一時間に何十回と小さな地震が起きています。


ハワイ島キラウエア火山付近で6月16日に発生した地震(24時間内)
直径10km内に通常の群発地震や、大地震の余震のように分布している

青い四角はVolcanic Eruotionで、火口における噴火を意味しています。


青い四角で表示されるVolcanic EruptionのCMT解
[2774]で解説したように「引き円錐」で説明できる火山噴火現象

こうした多くの地震が通常の断層地震なのか、火山性地震なのか、説明はありませんので区別が付きません。

火山性地震について、政府の地震本部は次のように解説しいています。

火山性地震より抜粋

「私たちがふだん使っている「地震」という言葉は、活断層やプレートが動くことによって発生する地震のことを指しています。平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震もそのひとつです。しかし、断層やプレートの活動以外が発生要因となる地震もあります。そのひとつが「火山性地震」です。「火山性地震」とは、火山の噴火、あるいは噴火していなくてもマグマの動きや熱水の活動等に関連して、火山体の中やその周辺で発生する地震です。」

従って、上図に示したキラウエア火山付近で起きている地震は、火山性地震と考えているのだと思います。

しかし、火山とは関係のない地震でも大きな地震の後には、集中的に余震が発生します。 次図は中越地震の後に発生した余震の分布を表したものです。(気象庁余震についてより)


2004年に発生した新潟県中越地震における余震分布図

中越地震では断層が何百回と動いたが、キラウエアではそうではなくて熔岩内部でマグマの動きや熱水の活動に関連して起きた、という解釈で納得できるでしょうか。

火山性地震が発生するメカニズムも納得できる解説がありませんが、地震爆発論で解釈すれば統一的に「解離水素の爆発」と言えます。

火山から遠い場所では、安全弁的な噴火機能がないので、「爆発と爆縮」の組み合わせで地震が発生しますが、火山の火口では爆発が中心のEruption(青い四角印)が起こり、安全弁のおかげで大きな地震にはなりません。

地震も火山も「爆発現象」として把握すれば一体として解釈できます。これはフンボルトが見ていた「地震火山観」です。
今地球物理学はフンボルトや、小川・石本博士らの自然現象をよく観察していた研究者の王道を離れ、地震と火山を別のメカニズムで解釈しようとして、結果的に間違った解釈に入り込んでしまっています。

2808
Date: 2018-06-17 (Sun)
安倍総理より大きな器のリーダーが欲しい
これまでの金正恩やトランプ氏の守護霊霊言を聞いたかぎりでは、今回の米朝会談の結果は意外なものでした。これまでのアメリカ大統領と同じでトランプ氏もまた金正恩に騙されたのではないのか、という視点が巷にあるのは確かです([2804]参照)。

安倍首相も「私は騙されません」と拉致被害者の会のメンバーに語りましたが、言外に「トランプ氏は騙されたが・・・」と言っているようなものです。 米朝会談が本当に画期的なもので、新しい世界へ導くものなのかどうか、北の「敗戦処理」が本当に「明治維新」的なものになるのかどうか、霊人チャーチルの考えを聞いてみようと、15日に「チャーチルの霊言」が企画されたそうです。
本日霊言を聞いてきましたが、緊急出版もされるそうです。

チャーチルは「トランプ氏は私より器が大きな人だ、さすがに(魂の兄弟が)ジョージ・ワシントンだ」と感想を述べうえで、日本の総理大臣の姿勢に危惧を示していました。

安倍さんが「拉致被害者の全員帰国」を強く言い過ぎると、「北の開国」というチャンスを逃す惧れがあります。

拉致問題は不幸な側面を含んでいて、固執すれば、金兄妹が本心で「開国」を希望していても、先先代からの先軍政治に固執する軍部(保守派)を刺激して、逆もどり、または兄妹暗殺という不幸の可能性もある、と見ています。日本にはもう一段の器の大きなリーダーが必要だと見ています。口には出せない(出せば殺される)金兄妹の本音を見抜けるような・・・政治家ですね。

また、戦後の日本のようにGHQ方式で敗戦処理をすれば、金兄妹はA級戦犯で死刑になるだろう、しかしそのような兄弟を使って敗戦処理・改革をやらせようとするのが、トランプ氏の器の大きさだ、と感心しています。

トランプさんが「段階的な非核化」を合意したのは、与正氏の「(即非核化)をやると、二人の命はない、改革を実行する主体がなくなるが、それでもいいのですか」という言葉に即座に悟ったからのようです。「それなら分かった」と答えたそうです。

与正氏の霊言では「トランプ氏は無血開城をして、北をアメリカサイドに入れたいと考えた。自分達もそれを信用できるかどうかを見ていた」と言っています。トランプさんは「中国包囲網」の一環と考えているようです。

日本もその方向で、アジアの全体を眺めて判断できる「器の大きなリーダー」が舵取りをして欲しいものです。

歴史的な意義のあることとして、政党としても、特別版を(裏表2頁で)発行しています。

2809
Date: 2018-06-18 (Mon)
断層地震説では説明できない大阪の今朝の地震
本日AM7時58分、大阪北部でM6.1の地震がおきました。家屋の倒壊などの被害は無いようですが、地震直後に何件か火災が発生しています。
神戸の地震のときのように、家屋が倒壊しないのに、火災になる原因をよく考えるべきです。
地震爆発論では高熱蒸気の噴出だと説明します。

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大阪北部地震、400年ぶり有馬-高槻断層帯が関連か

この断層帯では、1596年に慶長伏見地震(M7.5)が発生しており、同じ断層帯での地震発生は約400年ぶりです。

時事通信社
 大阪府北部を震源とする地震について記者会見する気象庁地震火山部の松森敏幸地震津波監視課長
=18日午前、東京・大手町

6月18日(月)7時58分頃、大阪府で最大震度6弱を観測する地震がありました。

震源地:大阪府北部

マグニチュード:6.1

震源の深さ:約13km

気象庁の会見によると、今回発生した地震の発震機構は、東西方向に圧力軸を持つ型


気象庁は東西方向に「圧縮軸」を持つ、と解説していますが、
押し円錐軸がやや北向き傾斜の「直下型に近い地震」、と見るべきです。

なお、速報解析では、逆断層型、横ずれ型等は決定出来ていないとのこと。

18日9時30分現在では、余震とみられる震度1以上を観測した地震8回発生しています。

長周期地震動の活動として、大阪府北部、兵庫県南東部、奈良県では、長周期地震動階級2を観測しました。

有馬-高槻断層帯が関係か


断層帯の名称は地震の傷痕につけたものです。
地震がよく起こった履歴がありますが、今回の地震とは関係がないようです。

今回の地震は、東西にのびる「有馬-高槻断層帯」、南北にのびる「上町断層帯」や「生駒断層帯」の境目付近で発生したとみられています。

そのため、これらの断層帯のいずれか、もしくは複数が影響した可能性が考えられる状況です。

気象庁の発表によると、今回の地震は上記の中の「有馬-高槻断層帯」の影響が、最も大きいとみられます。

この断層帯では、1596年に慶長伏見地震(M7.5)が発生しており、同じ断層帯での地震発生は約400年ぶりです。

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気象庁は「東西方向に圧力軸を持つ型」としていますが、明瞭な断層は見つかっていないようで、「逆断層型、横ずれ型等は決定出来ていない」としています。

体験者の話では下から突き上げられた、ということですから、「押し円錐」の軸がやや北向き傾斜になる「直下型に近い地震」だったように推定されます。
いくつかの断層帯の名が挙がっていますが、断層帯とは地震の傷痕に過ぎませんから、意味がありません。今回の地震で断層が発見できなかったら、「断層地震説」を取り下げるべきでしょう。

地震の直後から火災が発生しているのは、「断層地震説」では説明できません。

動画のほかにも火災の映像があります。

この地震で何件かの火災が起きていますが、倒壊もしていないのに、出火するのは、空き家なのではないでしょうか。
住人がいれば、朝の8時にこのような火災にはならないと思います。その前に、小火のうちに消火するはずです。
都会で空き家が多いのは、「直下型地震」が起きたときに火元になる可能性が高いのではないかと推定されます。

都会の地震災害対策を抜本的に練り直す必要があるでしょう。

空き家の床下には、高熱蒸気の噴出を止めるシートを張るべし」・・・というような。

2810 
Date: 2018-06-18 (Mon)
スロー地震という概念はプレート論ありきの妄想理論である
千葉県沖で地震が多発傾向にあることと関連して、「スロースリップ」という言葉がマスコミで取り交わされることが多くなっています。

そもそも「スロースリップ」とはどのような現象なのでしょうか。

NHKのNEWSwebから紹介します。

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地震予測の最新研究 スロースリップとは
5月28日 22時51分

巨大地震の予測につながる可能性のある現象がおととし(2011年)3月の巨大地震の前に捉えられていたことが最新の研究で分かりました。 地震を引き起こすプレートとプレートの境目の一部がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象で、地震の発生メカニズムの解明につながるか、注目されています。

東北大学の伊藤喜宏助教などの研究グループは、おととしの巨大地震の前、東北沖の海底に地震計と水圧計を設置していて、地震の前と後で変化を分析しました。 この付近は陸側のプレートの下に東から海側のプレートが沈み込んでいる場所で、水圧計のデータから、地震の1か月余り前から、地盤が数センチ程度隆起したり、沈降したりする地殻変動が観測されていました。
さらに、地震計では微動と呼ばれるごく小さな揺れが捉えられていて、分析の結果、陸側のプレートの一部が西へゆっくりと動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が発生していたと見られています。スロースリップが巨大地震の前に実際に観測されたのは、初めてだということです。
伊藤助教は、スロースリップによって震源域に力が加わり、おととしの巨大地震につながったと考えていて、地震の発生メカニズムなどの解明につながる重要な手がかりだとしています。
伊藤助教は、「スロースリップが地震を必ず引き起こすかははっきりしていないが、観測や分析を続けることで、将来的に巨大地震の発生予測につながる可能性がある」と話しています。

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ようするに、巨大地震の前に“微かな変動”があるのではないか、ひょっとしたらそれが前兆を掴む手がかりになるのではないか、という程度のものです。

千葉沖で発生している現象も東大の平田教授が言っているように、「不確かな、微かな動き」ということです。

この程度の不確かなものを、地震の前兆現象かもしれないとして、国民に問いかけるのは、私は感心できません。「関連があるかどうかはっきりしない、しかし注意して欲しい。でも、冷静に」というのじゃ、辻褄が合いませんん。

なんども言及して来ましたが、「スロー」に動く部分と固着して動かない部分(アスペリティー)の境界はどうなっているのか、「亀裂」ができるのか「圧蜜」されるのか、物理現象がはっきりとつかめません。

この報道では「スロー地震」と呼んで地震の一種のような扱いですが、実際はノイズに近いようなものです。確かに、地震爆発論で考えてもマグマ溜まりの圧力が増加すれば、微かに地盤の変化はあるかもしれません。しかし、プレートの動きとは関係ありません。プレート理論そのものが間違っていて、サブダクション(潜り込み)というのは錯覚です。


岩盤の破壊限界は10×(-4乗)という僅少なものです。本当に大きな力が作用しているのなら、とっくに破断しています。

この動画にある教授の話はGPSから得られる変位量を歪であると誤解しています。歪と変位は一緒ではありません。GPSは応力を伴わない単なる移動量を測定しているだけです。[2401]などで述べてきた「活きた歪」と「死んだ歪」が区別されていません。力学的に意味のある「活きた歪」はGPS観測のデータからは得られません。
[1899][2069][1818]などで何度も解説してきましたが、岩盤に歪が蓄積されるのは、フックの法則が効いている間だけです。 岩盤は僅少の歪でポキット折れます。折れてしまえば、歪は単なる変形(distortion)に過ぎません。弾性反発力などなくなってしまいます。

地震学者はどうしてこんな基本的なことが分からないのでしょうか。

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こうした議論を聴ていて、おかしいと思うことは既に[2209]でコメントしました。

「プレートが年間約10cmのスピードで潜り込んでいる割には、大きな地震が起きていないのが不思議だ」「その原因はプレートがゆっくりと沈み込んで歪を開放しているからだろう」という発想そのもに大きな間違いがあるからです。

「スロー地震とは何か」(NHKBooks)を書いている川崎一朗教授は「何故地震が起こらないのか?」ということが疑問なのです、と語っています。


NHKbooks「スロー地震とはなにか」より

読めばお分かりのように、地震学者は「プレート論ありき」からスタートしています。
単なる仮説であるということをすっかり忘れています

「潜り込みは真実であるから、巨大地震は何度も繰り返し起こらなくてはおかしい」というその考え方こそがおかしいことが分かっていないのです。

「ここは天国の筈だ、こんな状況はおかしい。どこかが間違っている!」と騒いでいる亡者に見えます。

地震学は泥沼にはまって、“くもの糸”を探している状態ですが、この糸はすぐに切れてしまいます。

少し過激な言い方ですが、解決策はプレート論、断層地震説という“地獄”から這い出ることです。

学者やメディアの解説は何の役にも立たない・・・ということです。

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