新・地震学セミナーからの学び
2 断層は地震の傷跡である
野島断層
ネバタ断層
根尾谷断層
・ 活断層が動いて、地震が発生すると言うのは間違いです。原因と結果とを取り違えています。地震は地下の高熱水が超臨界水からさらに水素と酸素に熱解離する現象が原因です。ライブラリー6には断層が地震の後に発生した、と言う報告があります。地震後にズルズルとすべるように段差が出来たということです。

・ 地下の超臨界水が解離すると圧力が増大して、岩盤に応力が発生します。その時(破壊前の現象ですが)岩盤に細かなマイクロクラックが発生し、地電流が流れます。この地電流が局所的な磁界をつくり、地磁気を狂わせるでしょう。この状態を超えると、岩盤は破壊されて、容器が破壊したボイラーのように一気に解離反応が進みます。この爆発的解離反応、すなわち解離爆発が地震であります。これが地震の第一段階ですが、地震現象には第二段階があります。水素と酸素に分解した混合ガスは、第一段階で温度が低下しているために、今度は結合反応が起こって、水素の燃焼爆発という地震の第二段階が起こります。この時には、ガスの体積が減少することによって減圧が起こります。この第一段階と第二段階によって、初動の押し現象、引き現象が起こり、その境目に地皮が破れるような形で断層が発生するのです。断層が動いて地震を起こすと言うのは間違いです。これが新地震理論(8 10 12)による地震の発生機構です。

地震の発生機構に関しては、ニューオフィス21 24が最新です。解離爆発の概念を解離水爆発と改めています。

地電流の発生する原因についてはニューオフィス50が最新です。

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