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351
2003/02/04(Tue) 20:31
事務局/渡辺
申し訳ありません。間違えて上書きしてしまいました。
本日8時頃、最新ログデータの保存(移管)作業をすすめていたところ、手順を間違えて上書きしてしまいました。とりまき様の投稿があったようですが、現在ここには残っていません。画面上のテキストが残っていますので早急に修復させていただきます。昨年末も2回程同じようなミスをしてしまい。改めて関係者にお詫びいたします。何とか今晩中にも修復したいとおもいますので、しばらくお待ちください。本当に申し訳ございません。
352
2003/02/04(Tue) 23:10
とりまき
問題点リストの予告
再び登場しました。とりまきです。[349]の先生のお言葉、身にしみます。私もROM人間だけにはなるまいと思っています。 なので、こうして、再登場した訳です。さて、次の投稿において、先生の「ニューオフィス」の記述に問題があると思う点について、項目毎のコメントを列記します。それらの中での先生にとっての優先順位の高いもの、あるいは、「特にこれだけは譲れない=石田理論の重要な柱」とお考えになられている点をお示しいただけましたら、その点についてもう少しつっこんだ議論をしたいと考えています。先生は、No326で「討論をされる場合は、相手の論旨をよく理解した上で行って頂きたいと思います」と述べられています。一方で先生は、プレートテクトニクス論を曲解した上で、ねじ曲げられたプレート論を攻撃なさっています。何が問題かと言うと、事実とは異なる事が山ほど書かれている点です。事実を無視した誤った論説がインターネットに載って広くばらまかれる事は耐え難いとも思っています。ですから、ここでは、事実はどうか、事実に照らしてどうかという点に議論を集中したちと考えています。先生は、BBSのイントロページに「地震学者も参加していただければ大変ありがたく思います」と書かれています。しかし、先生の学説には、少しでも地球科学を勉強した者なら誰もが知っている事実(観測事実や実験事実)と矛盾する内容があまりに多すぎて、それは不可能です。このままでは、初学者の段階から先生の学説に拒絶反応を起こすであろう事は容易に想像できます。一方で、先生の学説に疑問を感じない方は、地球科学に一度も触れた経験のない「純粋無垢な」方々かもしれません。しかし、文部省・文部科学省がこれまで作り上げ、放置して来た受験体制の歪みの中で、初等・中等教育での地学教育軽視が進んで、そのような「純粋無垢な」人達が大量に生まれています。広く国民に、学説ではなく事実を知らせる事の重要性は今日ますます必用になって来ていると痛感します。その意味で、私はプレート論にこだわるつもりはありませんが、事実にはとことんこだわるつもりです。私は、磁石や電磁波測定器などを利用して、大地震の予兆をキャッチできる可能性を否定するつもりはございませんので、誤解なきよう、その事は、プレート論の正否とも直接関係がないと思っています。

353
2003/02/04(Tue) 23:25
事務局/渡辺
一通修復が終わりました
修復が一通分終わりました。原文で数ヶ所誤字かと思われる部分がございましたが、事実は事実として出来るだけ原型をとどめる様にしました。ただし.(ピリオッド)が。(句点)に,(コンマ)が、(読点)に変換されていますので予めご承知ください。申し訳ありません。残りの一通は明日になりそうです。関係者の皆様には大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
354
2003/02/05(Wed) 09:26
石田 昭
歴史の検証に委ねます
「とりまき」さんはお幾つですか、きっと私よりもうんとお若いのでしょうね。その才能、気力、きっと体力も、私よりも優れておられるのだと思います。ご提示くださった疑問点リストを拝見して、さすがにこれだけ全部の論点を納得していただくまでのディベートを開始しようという気力は湧いてきませんでした。後十年若ければなあ、という思いです。還暦を過ぎた身にとっては、途中でギブアップすることは容易に見えています。したがいまして、あとは、歴史の検証に委ねることにいたします。「とりまき」さんの言われることが本当に正しければ、歴史は私の理論に何の評価も与えないでしょう。それはそれで甘んじることにいたします。この疑問点リストは削除することなく、ここに掲示しておきますので、石田理論の間違いとしてどこでアピールしていただいても結構です。
355
2003/02/05(Wed) 15:28
とりまき
疑問点リスト
以下、先頭の番号は、「ニューオフィス」の項目番号に対応しています。

.断層は地震の傷跡である:大)地震の初期破壊が平面的に広がって断層運動を起こすことは地震波の多点観測データによる波形インバージョンと微小地震の平面的分布から証明済みです。
.プレート移動?高山はいつできたのか:大陸の上下運動では、ヒマラヤ、アンデスの褶曲構造や高圧変成岩の分布様式、年代と地層の上下関係の逆転,遠洋性堆積物と近海性堆積物の混在現象が説明できません。
.奇妙奇天烈なプレートの動 き:プレートの運動は基本的には回転運動です。また、現在のプレートの運動は、プレート境界で起こる地震のスリップベクトルの解析などから予測され、VLBIなどの大陸間測地で第一近似的には実証されています。
.ホットスポットは信じられない:ハワイ・カウアイ島のワイメアキャニオンの「地層」は、海底で出来たものではなく、陸上でできた「火山砕屑岩」を挟むものであり、グランドキャニオンとは全く違います。
.ムー大陸沈没のメカニズム:引用されている図では、太平洋に広大な大陸が存在したかの印象を与えますが、深海掘削により、人類紀のはるか以前から、ここは一貫して深海底であった事がわかっています。
.地震波はマントルを伝播するのではない:シャドーゾーンが地震の規模の大小にかかわらず103度から142度と決まっていることは、先生の光ファイバー到達限界理論では全く説明不可能です。
.大陸移動は激変的に起きる:引用された図が古いです。大西洋の底の年齢は深海掘削によってほぼまんべんなく調べつくされていて、地磁気縞も全海域に渡って存在する事がわかっています。白亜紀地磁気静穏帯の存在も考慮しなければなりません。
10.地殻の歪みは蓄積できない:岩石の弾性歪を蓄える能力はゼロではなく、割合からすれば小さくとも地震を起こすには十分です。先生は土木工学がご専門であれれた筈では?
11.マントルトモグラフィーの重大欠陥:専門家は先生がお考えになる以上に測定誤差に神経質です。また、固体(多結晶体)の部分熔解度が何%を超えると液体として振る舞うようになるのかも分かっている事です。
13.マントル固体論は間違っている:マントルが固体である事は,超高圧相平衡実験で証明済みの事です。また、先生の理論では、マントルにマグマの起源を持つ火山岩の地球化学的な研究成果が全く無視されています。
14.海洋の年齢2億年説は表皮だけの話:「海洋」と「海洋底地殻」が混同されています。大陸地殻が水面下に没しても海洋底地殻になる事はありません。「地殻第二層」がカンラン岩なら、それは定義上マントルと呼ぶべきです。
15.大陸移動説はなぜ現代の天動説か:引用された図の専門家による解説が間違って紹介されています。先生のお考えと同じように、磁極は移動しないと考えると大陸の方を相対的に移動させないとつじつまが会いません。しかし、地軸を丸ごと移動させただけでは、同時代の磁極には大陸間の差が生じる現象を説明できません。
17.沈み込みとは流体力学の概念である:「流体」と「液体」の概念が混同されています。高温・高圧下における岩石の応力ー歪速度の関係から、地質学的時間スケールにおいて固体(多結晶体)の示す流体としての振る舞いを論じることが可能です。
18.インド亜大陸の北進衝突は事実ではない:インド亜大陸とくっついているインド洋の海底地質学からから得られているデータも、その事を良く説明しています。矛盾するデータは誰も隠していません。
19.伊豆半島は海の向こうから来たのではない:「プレート=リソスフェアー」と「地殻」が混同されています。また、プレートが完全な「剛体」などでない事は、プレート論創生期から強調されていました。そうでなければ海溝で「ぐにゃり」と折れ曲がって沈み込む事ができないからです。リソスフェアが「剛体」というのは、アセノスフェアーに比較しての第一近似のお話であって、この語法に異を唱えても無意味です。
20.大陸はマントルの上に浮いているのではない:「地殻」、「マントル」という学術用語の定義をかってに変更してはいけません。17と同じく、固体であっても流体としての振る舞いを示す事は、固体の「粘性係数」が無限大でないことを考えると容易に理解されるでしょう。
21.解離水の爆発による地震の発生機構:化学反応のカイネティクスが全く理解されていません。また、押し段階と引き段階に時差があるような表現になっていますが、押し・引きは、異なる場所での地震波に現れる同時現象です。さらに、先生の理論から地表で生じる事が期待される断層の形状や分布も事実と異なります。
23.深発地震面はプレートが潜り込む面ではない:深発地震面は、その上の海溝型地震面から連続するものです。固体中で起こる地震と液体中で起こる地震とでは、地震波の性質は明瞭に異なっていなければなりません。これは、事実と異なります。
25.大地震の火災は二次災害ではない:地表に現れる活断層や地震断層は、先生の図にあるような破壊面の形状から予想される分布を示しません。

投稿日:2003/02/04(Tue) 15:47
上記原稿はANS事務局/渡辺が転載いたしました。「とりまきさま」には直接ご連絡したかったのですが、連絡先アドレスが分かりませんので、この場をお借りしてお詫びさせていただきます。万一上記内容に不備がありましたら、事務局/渡辺までご一報くださいませ。ログデータ上で修正させていただきます。連絡先  ans@ailab7.com です。

356
2003/02/05(Wed) 15:43
事務局/渡辺
一連の問題は無事終了いたしました
大変お待たせいたしました。昨日、削除されました、投稿文の修復がようやく終了いたしました。「関係者」の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした。会員の方々から頑張ってくださいと励ましの言葉もいただき、この場をお借りして改めてお礼申しあげます。「ありがとうございました。」尚、前回修復した場所と今回修復した場所の機器がMacとWindowsの違いキーボードの設定の違いにより.,と、。の違いがありますので、細かい事ですがご理解いただき、ご了解ください。今後はこの様なことの無いよう注意してまいりますので、今後とも「新・地震学セミナー」を宜しくお願いいたします。
357
2003/02/05(Wed) 15:52
システム管理人
一部アクセス障害のご連絡
現在、一部機関のサーバーから本サーバーへのアクセス障害が報告されています。現象としては投稿時にアクセス拒否の表示が出るようです。該当されます方がお見えになりましたら、ANS事務局までご連絡ください。(メールは利用できるようです。)障害が除かれましたら、この場でご連絡させていただきます。
358
2003/02/05(Wed) 16:17
加藤
入会希望
この下の方にある新居町の方のお話で、地震の時に20度くらいずれていたという話しがありました。もし、本当なら私も参加したいと思います。どうやって入会すればよいのですか。会費は必要なのですか。
359
2003/02/05(Wed) 16:25
加藤
すみません分りました。
良く見たら参加申込がみつかりました、字が小さくて見えなかったものですからすみませんでした。
360
2003/02/05(Wed) 17:48
ホストサーバー管理者
アクセス拒否設定のご案内
いつも当社のサーバーをご利用いただきまして、ありがとうございます。

今回、一部機関サーバーの依頼により、該当するホストのみ拒否権を設定いたしましたので、当面の間一部機関サーバーからのアクセスが出来ませんのでご案内させていただきます。該当外のホストをご利用の方々には通常通りご使用いただけます。

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